袋掛けした桃の袋の底が滲みていたので、
どうもやばいと思って袋を開けてみたら、やっぱり虫にやられていた。
ひとつは落果していたのだが、これはまだ枝についているのに腐りかけていた。
今までのも袋の中での生理落果だと思っていたのだけれど、
これを見てよく考えてみるに、
どうもそうばかりとは言えないかもしれない、という気がしてきた。
今回は、ほとんどが枝付きのところから傷みが入って、そこから傷みが広がっている。
ほとんどは虫が入っていたり、ナメクジが入っているのもある。
あらかじめ虫の卵が産みつけられたところに、
後から袋掛けをしたのだろうかとも思うが、
それにしては今回全滅に近い。
なら、枝付きのところから侵入して食い荒らしたのだろうか。
それとも、ここのところ雨が降り続く日が多かったので、
その枝付きのところから雨が滲み込んで、そこから腐りはじめて、虫もついたのか。
それなら袋掛けのやり方がまずかったのだろうかと、
いろいろ調べてはみたが、皆さんさほどご丁寧な袋掛けをされているわけでもない。
ウチも昨年は、同じ袋掛けのやり方で問題はなかったのだ。
でみ、確かに枝付きから雨が流れ込み、袋内に溜まったようなものもあった。
しかし、だからといって、袋に傘をさしかけるというのもちょっとやり過ぎの気がする。
それならいっそ、袋掛けなんてしない方がいいのかとも思うが、
一昨年は、それでほとんどの実が熟すまでに虫にやられたからなぁ。
今年は、ひとつの実の大きさが、
スーパーに売ってるのの小玉ぐらいには大きく育ってたのに、
残念。
あと少しは袋掛けの実が残っているけれど、この調子だと期待薄だね。
もう、袋取っちゃおうかな。
うーん。
来年はいったいどうしたものか、ちょっと課題です。