チャボが自然繁殖しているところがあるというので見に行きました。
そもそもは牛小屋で牛と共存していたらしいのですが、
その牛が飼われなくなった後に、チャボだけが残ったようです。
かなり大きな牛小屋です。
中に入ってみると、確かにかつての牛小屋。
その後放置されたままの状態です。
ここにネコが20匹あまり、犬が1匹、チャボが4,50羽、共存しているそうです。
チャボは昼間のうちはほとんど外を出歩いていますが、
日が暮れると牛小屋に戻ってきて、梁の上に止まって寝るんだそうです。
もちろん、キツネやイタチもたまにやってくるそうですが、
犬には近づかないため、
そんな時には、チャボは犬の周りに集まって外敵から身を守るそうです。
ネコは何もしないだろうと思いましたが、
小さいヒナはよくネコにもやられるそうです。
また、キツネが本気になって襲ってきた時には、
ひと晩で絶滅寸前になったこともあるとか。
だからあちこちで卵が生まれてヒナが孵っても、
大きくなるまで生き伸びられるチャボは限られているようです。
自然繁殖といってもなかなか厳しい世界です。
外ではカラスやタカが空から狙っています。
木の枝の下にたむろしているのにも理由があるんですね。
チャボは色のついた尻尾が反り返っていてカッコいいです。
好きなだけ分けてもらえるということなので、
今度何羽かいただくことになっています。
問題はトリ小屋。
まだトリ小屋が完成しておらず、まさに泥縄状態。
柔い金網だとすぐに破られるということなので、
キツネ、イタチ対策をもう少し考えないと。
今日は、友人から余った板切れをもらってきたので、
チャボが来るまでには、ちゃんとトリ小屋を完成させておかないとね。