軒のトタン屋根がだいぶひどい状態になっていました。
ペンキがポロポロと剥がれて、あちこちサビが出てきています。
このままで放置していると、
やがて穴が開き、雨漏りがして、野地板や垂木が朽ちてしまいます。
梅雨が来る前にやっておくか、
ということで塗装道具一式を揃えて仕事にかかりました。
「サビの上からそのまま塗れる」、という油性高耐久アクリルトタン用のペンキ。
これなら錆止め塗料を塗って、さらにペンキという二度塗りが不要です。
勝負が早い。
しかし、下準備として、
あらかじめ塗り面をきれいにしておかなくちゃいけません。
つまり、剥がれかけた塗料をスクレイパーや金ブラシでこそげる作業が必要。
これが結構な力仕事です。
中途半端に剥げてるペンキを、どこまで擦ればいいものやら、
やっぱり端っこや隅っこまできれいにしないと、
と思うと手が抜けません。
玄関先が、
その剥がれた青いペンキの薄片や粉だらけになるのも忍びないので、
金ブラシで擦っては、集塵機でお掃除。
そんなことですから、なかなか仕事がはかどりません。
垂木の間が一面で26あるのですが、今日はそのうちの16終了。
これが周囲4面ありますから全部で104、
このペースで行くと、下準備だけで1週間みっちりかかるということです。
おまけに明日は雨だし。
今月中に終わればいいかな。
しかしその間、他に何の仕事も進まないですね。
こんな調子だと、本格的な家の改修にはどれだけ時間がかかるのやら。
まぁ、生きて動けるうちにやれればそれでいいか。
サンショの実が育っています。
こちらはピラカンサ。
植物は不平不満を言うこともなく、
時期が来れば時期を違わず、
静かに芽を出し、花を咲かせ、実をつける。
立派だなぁ。