チェーンソーのペコペコが・・・。

投稿者: | 2016年6月25日

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機械のパーツの名称なんていうものは、
建築関係の専門用語と同じで、
知っている人は当たり前のように知っているけれど、
知らない人はまったく知らない。

実物を見れば「コレ」で済むんですけどね。
まぁ、いわゆるチェーンソーの起動の時にペコペコ押すヤツです。
そもそもこのチェーンソー自体が知人から譲っていただいたものなのですが、
古いので、ペコペコのゴムが劣化して割れてしまいました。

ヒビが入ってからも、ダマシダマシ使ってはいたのですが、
ここまで破損すると、もう機能しません。

どうしようかなぁ、としばらく放置していました。

農機具屋さんなんかに持って行くと、
純正品なんか発注されて、
手間賃だけでも数千円はとられるよなぁ。
たかがペコペコなのに。

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しかし、せっかくのチェーンソー。
このまま放置していても宝の持ち腐れだし、
たかがペコペコのために、新調するのももったいない。

ペコペコの透明部分だけなら、
草刈り機用のパーツが、ホームセンターでも売っていたような気がします。
で、バラしてみました。

どうも土台に黒いチューブがつながっていて、
ペコペコの透明部分と黒い土台が一体化しているようです。
こういうパーツがあれば、ここだけ自力で交換できそうです。

まず、ホームセンターの通販を調べてみたのですが、
透明のペコペコだけは、
「刈払機補修パーツ プライマ」という名前で売っていました。
税込みで798円!
高いなぁ、たかがペコペコだけなのに。

Amazonで探してみると、もっといろいろ出てきました。
正式には「プライマリーポンプ」という名称なんですね。
透明のペコペコだけのものや、土台付つきのや、
大きさや形も多種あります。

こういう時、AmazonのカスタマーQ&Aやレビューがとても参考になります。

透明のペコペコだけの商品のQ&Aを見ると、
「こちらの商品は、プライマリーポンプがキャブレター本体に直付けになっているタイプの
チェーンソー・刈り払い機に使用する物です。ポンプがキャブレターから離れた位置にあり、
燃料ホースで繋がっているタイプのエンジンには使用できません。」
とあります。

そうか、ウチのは確かに燃料ホースがつながっているタイプなので、
土台つきのヤツにしないといけません。

で、サイズが似たような土台つきのタイプのレビューを見てみると、
草刈り機だけじゃなくて、
いろんなメーカーのチェーンソーに使えているようです。

それが「プライマリーポンプWPV06タイプ 社外品 880円+送料」という商品。
まったく同じように見えるのに、
「日工タナカ プライミングポンプ 993-39503-221」というのは、2044円。

まぁ、純正品だか中間マージンだかわからないけれど、値段が倍以上も違います。
こういうのって、何だかね。

ネットの通販って、こういうように価格にバラつきがある商品ほど、
ちゃんと探せばどんどん安いのが見つかります。

最後にヤオフクにあたってみると、
ありました。

「ワルボロ用プライマリーポンプWPV06 社外品 780円送料込」
しかも、2個つき。

とりあえず1個あれば当分使える。そうそう割れたりはしないはずです。
でも、2個で780円なら、1個が390円じゃないですか。
とてもお得感があるので、これに決定。
すぐに発注しました。

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2,3日で到着。

壊れたプライマリーポンプを外して、
燃料チューブを差し替えて、
ハメてみると、なんとこれが純正品のようにピッタリ。

どうもいろんな草刈り機やチェーンソーに、
ワルボロというメーカーのキャブレターが使われているようで、
偶然にもピッタりだったわけです。

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何だ、それならそうと最初から言ってくれればいいのに。

これで当分は大丈夫。
予備も1個あるし。
あわてて農機具屋さんに走らなくてよかったです。

チェーンソーのペコペコが・・・。」への2件のフィードバック

  1. hyoshy

    ポンプの取り外しにつて!!

    しばらく使用しなかったチエンソーの「ペコペコ」が掲載写真とまったく同じ状態で破損してました。修理方法が分からず、検索の末、当ペーシ゛にたどり着きました。当方はかなり以前のマキタの製品でしたが掲載写真とほぼ同じで大変助かりました。パーツもご教示の通りamazonで簡単に入手出来ましたが、いざ交換となって本機から破損したポンプ部分を取り外す手順がまったく分からず、ネットで検索しましたが当方の技量では見つかりませんでした。二日ほどかけて試行錯誤の結果、何とか判明しました。分かってしまえば他愛ないことなのですが、それまで悪戦苦闘でチエンソーがかなり傷だらけになりました。もしかして同じようにお悩みの方がおいでになるかもと思い立って、当ページへの御礼方々体験を記した次第です。
     まず、エアーフィルタのカバーを外すと、掲載写真と同じ構造が見えます。さて、第一の疑問は取り外すポンプを外側から内側に押し出してはずすのか、逆に内側から外側へ押し出すのか。それによって、以後の手順が決まると考えました。結果から言えば、内側から外に押し出す構造でした。その際、接続されている燃料チュウブ2本を外し、更に作業スペース確保のため手前のチョーク板の取り付けねじを外して保管します。この時、チョーク版の取付けねじに小さなワッシャーが挟まれていますので紛失しないように細心の注意が必要のようです。当方、これに気づかず完了後、チョークボタンが重く引けなくなって組みなおしました。いよいよ取り外す際には、内側からよく観察して、黒いポンプの裏の縁に出ている2本の取り付け用の爪をラジオペンチとドライバーを両手に持って、内側につぼめながら押し出すと、難なく外に飛び出してきます。交換品の取り付けは、逆の手順で難しいことはありませんでした。取り付けサイズはまったくピッタリで驚きました。以上、お役に立てれば幸いです。caferoman様 ありがとうございました。

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  2. caferoman 投稿作成者

    hyoshyさん、マキタのプライマリーポンプの外し方、詳しく追記いただきありがとうございます。私も備忘録のつもりで書いておりますが、いささかなりともお役に立ててよかったです。

    返信

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