気分はもう戦争

投稿者: | 2017年2月13日

大友克洋のそういうタイトルの漫画がありました。
かれこれ35年ほど前のコミックです。
「AKIRA」なら知ってる人もいるかもしれません。
彼の描くカットのアングルは斬新で、当時とても衝撃的でした。

それはそれとして、ウチにはテレビがないのですが、
Twitterで話題になった映像なんかは、
アップされているものを時々PCで見たりします。

おしどりマコさんの活動は、以前からTwitterで知っていました。
日テレのNNNドキュメントで特集されている動画があったので、
このたび見てみました。

おしどりさんは吉本のお笑い芸人さんですが、
どこの世界にも凄い人はいるもので、
原発に関するマコさんの知識量と、足繁く東電に通い詰める心意気は、
並大抵のものじゃありません。


お笑い芸人VS原発事故 マコ&ケンの原発取材

45分とちょっと長いけれど、
伝えたいことが要所要所にキチンと入れてあってよかったです。

 

かつて、原発事故は「起こらない」ということになっていました。

しかし、福島で原発事故が起こった後も、さらに50基の原発をアジ
アやアフリカで作ることが、既に世界で決められているようです。
その際にどういうセールスをしていくかというと、今度は、万が一
「原発事故が起きても大丈夫です」、と。

先進国の日本において、原発事故で汚染された地域の住民が「自分
の手で除染をしてそこに住み続ける、というモデルケースを作りあげる
ことが大切」。
そして「それを世界に発信することに大きな意味がある」、と。
そのために福島では、除染したエリアへの住民の帰還政策が、急ピッ
チで進められています。

アベの「アンダーコントロール」発言も、つまりそういうことだったん
ですね。東京オリンピックは、まさにそのセールスの派手なプレゼ
ンテーションイベントになる。

日本って、いったい何だろう、身を切らせて骨まで汚染、みたいな。
何だかこれはもう、悪魔の所業というほかないですね。

食べるものをできるだけ自給したり、産地を選んで買ったりするだ
けで、拳を振り上げることもなく、平和にだらだらと過ごしている
日々ですが、まさに自分は今こんな世界の渦中にいるんだという
ことだけは、忘れないでいたいものです。

ドイツ人のジャーナリストが言ったそうです。
今の日本の現状を知って「それは本当のことなのか」と何度も問う
た後、「だったら日本の国民はそれを認めたのか」と。「ドイツの
国民なら絶対にそんな事は認めない」。

ドイツ人はナチスの台頭を防げずに悲惨な戦争を惹き起した罪を、
国としてきちんと認めて悔悟しています。
しかし、同じ敗戦国でも日本の場合は、アメリカの巧みな占領下で
属国となってしまったために、責任の所在が曖昧に放置されたまま、
経済成長に浮かれて遠くここまで来てしまったんですね。

戦争では負けたけれど、経済では勝って、再び世界に冠たる先進国
になったと。だから、政府の言うこと、お役所の言うこと、会社の言うこ
とを聞いていれば、これからも大きな間違いはないんだと。
真実が何かということなんかより、目先のお金と仕事の方が大事。
もちろんみんながみんなそうではないけれど、にもかかわらず拳を
振り上げない私を含めて、それが今の日本国民の姿なのですね。

国民の誰もがいいと思っていたわけでもなく、犠牲をも厭わずに異
議を唱える人が少なからずいたにも関わらず、国がなし崩しに戦争
に突入していく事を、誰も止めることができなかった。それは過去の
話しというわけではありません。

何だか、古いスタイルのまま新しい戦争がもう始まっているようです。

 

そういえば、「傘がない」って陽水が歌っていたのは、
かれこれ45年ほど前の話です。
自殺する若者が増えた、ってテレビで言ってるけど、
問題は今日の雨だって。

ウチのストーブ。
12月のはじめに設置したから、かれこれ2ヶ月ちょっと。
昨日から煙の吸い込みが極端に悪くなって、
どうやら煙突がススで詰まってしまったようです。

いちおうナンチャッテ二重煙突にはしたんだけれど、
あまり効果がなかったのかなぁ。
しかし、がんばって二重煙突にしたので、これを分解する
のはかなり面倒。
そんなことで、慌てて掃除ブラシを調達しました。
届いたら早速煙突掃除です。

日本がやがて戦争を起こそうが、問題はウチの煙突ってか。
やれやれ。

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