トマトハウス温室、ニンジン畝、その1。

投稿者: | 2017年3月13日

暖かくなってくると、
畑のことをいろいろ考えるようになります。
夏はまたまたトマトときゅうりの季節。
ニンジンの種のついでに、トマトもきゅうりの種も買ったので、
今年はひとつ苗から育ててみようと。

ならば、そろそろポットに種を蒔いてもいい頃です。
しかしいかんせん、ウチには苗を育てる温室というものがない。
3月中旬とはいえ、この辺りはまだまだ霜が降りるので、
ポットを外気に晒しておくわけにもいかない。

よし、じゃぁいっちょ仮設の温室でも作るか。
ということで、温室づくりに着手し始めた。
材料は、やっぱりいくらでも身の周りにある竹でしょ。

竹でしっかりと柱を組んで、
納屋に残っている透明の防湿シートを張れば、
インスタント温室のできあがり。

でも、どうせつくるなら、温室だけじゃなくて、
そのままワンシーズン使えるものを。

ということで、
苗を育てる温室でありながら、
その苗をその場に定植したあかつきには、そのまま雨除けのトマトハウスになる、
というスグレモノ。

やり始めると、これが結構竹が要ります。

まぁ、家の周りにはちょうどいい太さの真竹がたくさんあるので、
切っては立て、立てては切り、ということで、
現物合わせで組み立てていきます。

ワンシーズンの仮設なので、
交差する竹はとりあえずPPロープで縛っているのですが、
このロープの消費も激しく、
あっという間に在庫がなくなってしまいました。

しかし、PPロープだけ買いにホームセンターに走るのもなぁ、
ということで、今日のところはここまで。

気持ちを入れ替えて、
今度は新しい春蒔きニンジンの播種準備に取りかかります。
それにしても、ムジナのヤツめ。
ウチのおいしいニンジンを全部食いやがって。

この春蒔きニンジンが立派に育つ頃までには、
きっと箱縄で仕留めてやるからな。

で、ニンジンの畝を仕立てるのですが、
ここは1年間休ませていた畝なので、
地這えの草が全面にびっしりと生えています。

このままだとか弱いニンジンの芽が育ちにくいので、
まずは、このじゅうたんのようにびっしりと張り巡らされた根を
取り除いていきます。

その際に、くっついた土は持って出ないように、
鎌で叩いてふるい落とし、根だけをきれいに取り除きます。
ちょっと根気のいる作業ですが、鼻歌でも歌いながらぼちぼち。
これもおいしいニンジンのため、ですわい。

ウチは自然農なので、耕すのではなく、
播種するところだけ、宿根草の根や石を取り除いてあげます。

橋から橋まで、種のベッドを整え終わる頃には、日が暮れた。

種蒔きはまた明日。

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