落丁だらけ

投稿者: | 2017年3月14日

三浦綾子全集に落丁を見つけたのは先日のこと。

半ページ抜け落ちているところが、
まさに家出をしようとしていた良一に対して、
「ここに居辛いかね」、と奈緒美の父がやさしく声をかけた。
良一がそれに応える科白の始まったところでした。

何と答えたのか、白紙じゃ何も分からない。
良一の科白を勝手に想像しても仕方がないので、
ちょっと拍子抜けして、しばらく読むのを止めていました。

でもなぁ、
あと30ページほどでもう終わりそうなので、
とりあえず前後の脈絡で理解しながら読み終えるか、
と思って先を読み始めました。

その続きは、
いきなり牧師である父耕介の知られざる罪深き過去の激白。
その驚愕の事実に絶句する娘の奈緒美・・・みたいな。

で、わくわくしながら見開きページを読み終え、
急いで次のページを繰ったら・・・。

あれ、全部真っ白。
これって、また落丁(P472、P473の見開き)!

もしかして、
と思って残ったページをぱらぱらとめくってみたら。

・P476、P477が見開き落丁
・P480、P481も見開き落丁
・P484片ページも落丁

これって、全然だめじゃん。

物語が揺れて決着しそうな大詰めを迎えて、
これだけたくさんの落丁があった日にゃ、
さすがに想像しながら読み進めるのは無理なので、
もう読むのは諦めました。

かといって、「ひつじが丘」。
単行本でも文庫でも、この先が読めれば何でもいいのですが、
ウチの町の図書館にはこの全集しかありません。

わざわざ買うほどでもないので、
今度、県立図書館から取り寄せてもらおうと思っています。

しかし、もし同じ全集が同じように落丁していたとしたら、
それはそれで貴重な発見なので、ぜひとも確かめてみたい。

もし機会があれば、
みなさんの図書館でもぜひチェックしてみてください。
「三浦綾子全集 第一巻 平成三年七月六日 第一刷発行 株式会社主婦の友社」
印刷物なので、この一冊だけが落丁というのはたぶんないと思うので、
探せば全国で見つかる可能性があるんじゃないかなぁ。

でも、借りる時は別途単行本か文庫本もご一緒に。
せっかく読み進めていて、急にいいところでページが落丁していたりすると、
本当にがっかりしますからね。

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