あちこちで、ミツバチの動きがどうのこうのという声が聞こえはじめた。
そうです。春はニホンミツバチの分蜂の季節。
もちろん、こちらの都合に合わせて分蜂を遅らせたりはしてくれないので、
何はともあれ急いで巣箱を作らなくっちゃ、と。
昨年はあれやこれやで時期を逸してしまったので、
今年こそはミツバチをやりたいと思って、
いろいろな巣箱のタイプを比較検討してみたり、
巣箱製作に必要な資材も、あらかた準備はしていたのでした。
ま、資材といっても杉の野地板と25mmのコースレッドぐらいですが。
いろいろ見るに、ニホンミツバチは重箱式巣箱がよさそうなので、
高さ140mm のお重四段式を採用することにしました。
野地板は180mm 幅なので、まずこれを丸のこで140mmに切断します。
それを一辺240mmの板にして四隅をつないでいくのですが、
野地板の厚さが12mmしかないので、
やっぱり穴を開けてからじゃないと板が割れちゃいます。
いちいち2mm のドリルに頭をつけかえての穴あけ作業が、
ちょっと面倒です。
でもま、それも慣れてくると、だんだん要領をつかんでくるもので、
意外と早くお重四段が組み上がりました。
この真ん中の十字は、蜂の巣の落下防止用の桟です。
そうして、かさねたお重がバラけてしまわないように、
一段ごとに袴を履かせます。
しかし、ここにきて困った。
袴がうまくはまらない。
やっぱり、切断時にどうしてもサイズが微妙にぶれてしまいます。
だから、寸法どおりに袴を作ってしまうと、
これがうまくはまらない、という結果になります。
仕方がないので、
本体の方をグラインダーで削って調整しようと思います。
それが済めば、あとは土台と屋根を作れば完成ですが、
どりあえず今日はここまで。
分蜂群を分けてくださるという奇特な方が近くにおられるので、
早く巣箱を持って行っておかなくちゃいけません。
だからこの続きはぜひ近いうちに。