去年もちょうど今頃、
花の咲く時期でないとなかなか所在がわからないクロモジ。
近くの山道に生えていたのを見つけて、
その枝を数本いただいて帰って、挿し木にしてみたのでした。
そのうちの3本ほどは次第に葉っぱも増えて、
てっきりついたものと思っていたのですが、
1本枯れ、2本枯れ、結局みんな枯れてしまいました。
これはきっと、挿し木をした場所の問題で、
あまりに日が当たり過ぎたのが原因じゃないかと反省して、
今年はかなり半日陰のところを厳選。
かつ、リスクヘッジで3ヶ所に分散。
しかも、挿し木じゃなくて、根付きのものを取ってきて移植しました。
これで、無事ついてくれることを祈ります。
クロモジのお茶って、ちょっとジャスミン茶みたいで、
香りが良くておいしいから、自家栽培できればいいなと。
その移植場所を探していたら、タケノコを2本発見。
ちょっと大きいサイズ。
ウチの周りは、
どちらかというとモウソウよりマダケの方が多いのですが、
道の向こうの竹林は、昨秋どうも竹の花が咲いたようなのです。
花が咲いているところは、残念ながら見ていないのですが、
ちょうど秋頃に見慣れない細い枝がひょろひょろと出てきて、
変だなぁ、これ何だろうなぁ、とは思っていました。
その名残がこんな感じです。
しかも最近、一帯の竹の葉が茶色くなってきたようなので、
ひょっとしたら、このまま全滅しちゃうのかなぁと。
調べてみると、
昭和40年代に日本中の真竹の花が一斉に開花したという記録があるそうです。
前回の開花からおよそ120年。
昭和40年というと1965年だから、それからまだ52年ほどしか経っていません。
やっぱり違うのかなぁ。
いずれにせよ問題は、
今年、私が無事マダケのタケノコ(クロ)を食べられるのか、
ということです。
クロが今年は食べられないとなると、
今のうちにせっせとモウソウのタケノコを食べておかないとね。
ま、それはそれとして、
この春は、去年に比べて植物が異様に元気です。
これはジューンベリーの花。
こちらはクサイチゴの花。
ベリー類がどんどん芽を出して、葉っぱを茂らせています。
去年とはだいぶ振る舞いが違います。
この分なら今年はウチのベリー畑、ちょっと期待できそうです。
ユキヤナギみたいな枝ぶりだけど、よく見ると花が違う。
ユキヤナギにちょっと遅れて咲き始めた白い小さな花の群れ。
これはいったい何だろうと思って調べてみたら、
蜆花(しじみばな)。
小さな五弁の花が半球状に集まって、
それがひとつの花のように見えているんだとか。
へぇ-、明日分解してみよ。