モグラのしわざ

投稿者: | 2017年6月2日

 

田植え4日目。
いい感じで水が畝の上まであがってきています。
昨日、おとといと、夜半にかなりの量の雨が降ってくれたので、
圃場も水分たっぷり。

 

 

当初は、入れども入れども水が堪らず、
近所の人からは、「ここはいったい何を植えるんかいな」と、
奇異な目で見られていたように思いますが、
まぁ、ちょっとは田圃らしくなってきました。

たぶん、掘った溝からの水漏れが大きな要因で、
半分埋め戻して、畝の均しをすることで、だいぶ改善はしていたのですが、
下に行くほど干上がっていく状態を、ずっと懸念していました。

本来なら、水は下に流れて川に落ちるようになっているので、
下の畝ほど水が溜まっていくはずなのですが、
現実は、どうもそのようにはなっていません。

でも、ひと畝ごとに改善はされて、
ひと畝ごとに、ちゃんと水が行き渡るようにはなっていました。

 

 

それでも時々、足がズボンとはまる箇所があって、
おかしいなぁ、と思っていたのですが、
それが今日、判明しました。

モグラ穴。

8畝目辺りから、畝がかなりデコボコになってきて、
あちこち、ズボズボと足が沈むようになりました。

 

 

縦横無尽の、見事なモグラ道です。
足がズボッとはまると、隣の穴からピューッと水が吹き出します。
それを見つけては、足で周囲を踏んづけて、
モグラ道の埋め戻し。

結局、「足踏み代掻き」をやっているようなものですが、
おかげさまで、さらに水が行き渡るようになりました。

最後の畝の方はかなり荒れた状態で干上がっていたので、
もう、水は来ないものと諦めていたのですが、
いや、それもおそらくモグラのしわざ。
この調子で行けば、何とか最後の畝まで水が満たされそうです。

いよいよこの作業も、残りあと四畝。
それだけ埋め戻しとモグラ道つぶしをやれば、
きっと水は落ち着いてくれるはずです。

 

今日は、一日涼しい風が吹いてとても気持ちよかったし、
クマが手伝ってくれたので、仕事もたいへんはかどりました。
くまゆみありがとう。

しょっぱなからの水問題で、
田植えなんだけれど、田植えどころじゃなかったのですが、
この作業にもようやく終わりが見えてきました。

私も心静かに田植えがしたい。

 

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