水路からの入水口に割れ瓶を置いてみた。
流れ出る水の勢いを和らげるためと、
冷たい水が、直接苗に当たるのを少しでも緩和するため。
十六ある畝の整備が、今日ようやく終わった。
せっかく掘り上げた溝土を半分埋め戻し、
畝の中を縦横無尽に走るモグラ穴を片っ端から踏み潰し、
これで何とか、水が抜けていくのを食い止めることができました。
しかし、後半からはモグラ穴がひどく、
まったくデコボコになっっている畝を平に均すのに四苦八苦。
さらに、盛り上がった土を畝の外に運び出す作業も増えて、
限りなく人間代掻き状態。
連日の土方仕事、これは精魂尽き果てました。
まぁ、途中クマも手伝ってくれたりして、
おかげで最後の畝まで水が上がるようになりました。
でもここの圃場は、それ以上は水が堪らないようです。
やっぱり少しずつ水は入れたままです。
畝と溝の整備で、かなり水漏れは改善されたのですが、
水を止めると、たぶん徐々に干上がってしまいます。
まぁ、仕方ない。
最善は尽くしたので、今年はこれでよし。
いつもながら、田植えも終りが見えてくる頃には、
最初の畝の方が草に覆われてきます。
そうなると、休む間もなく楽しい草取りの日々です。
やれやれ。
順調にヒエの苗も育っているようです。
ヒエというのは、種を蒔かなくても、肥料がなくても、
水さえあれば勝手に大きく育ってくれるのだから
まったくたいしたものです。
さて、5月30日から田植えを始めたので、今日で11日目。
畝の整備と並行のため、なかなか思うように進みませんでしたが、
みなさんの協力もあり、いよいよ田植えも明日で終わりそうです。
最終日の田植えは、モチ性の緑米が2畝。
これで今年も、楽しくみんなで餅つきができるといいな。