田圃の草取り、その2。

投稿者: | 2017年6月19日

 

三角ホーが意外とよかったのですが、
根が深い草とか、セリのように強く蔓延っているものはなかなか取りにくい。
ならば、刃がギザギザのヤツはどうだろう、
と思って試してみることにしました。

ちょっと高かったのだけれど、背に腹は代えられない。
この際、できるだけ楽に草取りをこなす方法を採用しないと、、
イネばかりか、こっちの身体まで参ってしまいます。

 

 

ギザギザ、やってみました
普通の三角ホーの場合、しつこい根はぶった切らない限り取れないのですが、
このギザギザを使うと、まさに根こそぎ引っこ抜く感じです。

結構いいかもしれません。
場所によっては、刃をひっくり返したり、先でひっかけたりするのですが、
それでも、やっぱり株元などの細かい作業はできません。

 

 

で、今度は刈払機につけるタイプ。
以前、普通のチップソーでやったことはあるのですが、
水や土に触れるとブンと持っていかれるので、イネを切ってしまいます。

この「水際の達人」というチップソー。
確かに普通のチップソーよりは水はねも少なく、
ブンと持って行かれることもかなり少ないようです。

ウチの場合、条間が40cmなので、
直径155mmはちょっと小さいかなと思ったのですが、
慣れてくると株間まで刈れるのでいい感じです。

でも、調子に乗って株元あたりを探っていると、
やっぱりイネを切ってしまいます。
集中力が切れると、できめんにブンと持って行かれます。

 

このチップソー、畝の上に水がほとんどないところや、
少しぐらいの水があるところはちょうどいいのですが、
でも、深水のところは、やっぱり水がはねて使えません。

 

 

同じく山陽金属製の「水草カッター」。
これは刃がL字型になっているので、土に入っていくようです。

使い方としては、刃を水の中に潜らせてから、
土と一緒に草の根を切り刻む感じですね。
これなら根の深い草やセリもいっきに粉砕してくれそうです。

 

 

使ってみました。
でも、やっぱり深水は、油断すると大きく水はねしてしまいます。
エンジンの回転数と水の中の接地面でのホールドが難しくて、
操作にかなり神経を使うようです。

結果としては、うーん、一長一短ですね。

田圃の状況は一様ではないから、
ヒエの細い苗ぐらいしか生えていないところから、セリなどが蔓延っているところ、
畝の上にあまり水がきていないところから、深水のところ。

様々あるので、道具も「これひとつ」、
という訳にはなかなかいかないようです。

それでも、5畝ぐらいなら鋸鎌だけでも何とかいけそうですが、
これが2反ともなると、もはや時間と体力の勝負になってくるので、
できるだけ効率的にやっていきたいものです。

その点では、やっぱり刈払機を併用するのがベストかなぁ、
条間40cmと株間少しを、ざっくり刈払い機で風通しよくして、
株元は大道具ではどうしても無理なので、
鋸鎌で1本ずつ救ってあげるしか手がありません。

 

 

条間だけだけれど、今日でやっと6畝終わりました。
刈払機にしてもイネを刈らないようにと思って目を凝らしながらやっていると、
1日に2畝がせいいっぱいなんですよね。
それでも三角ホーでやるよりは少しは楽かな。

 

 

しかし、あまりに酷使するものだから、
チップを押さえる金具もボルトの頭も致命的にすり減ってしまった。
パーツを取り寄せなければ。

条間の掃除が終わったら、追いかけるように株元の草取り。
それでも、1回めが終わるとちょっと安心できるのですが、
それが終わる頃には、また最初の畝がきっと草だらけ。
となると、またもや追いかけるように株間の草取り。

穂が出るまでの日々の営みです。

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