二度目の台風が去って、しばらく晴れの日が続きそうです。
今年最後の稲刈りをしました。
ぎりぎり、何とか10月中に稲刈りを終えることができました。
今日の稲刈りは三種。
こちらは赤米(糯性)。
こちらは黒米(糯性)。
先日の黒米も糯性だけれど、あれはインディカ系の長い黒米。
こちらはジャポニカの黒米。
でも、インディカの黒長の方がおいしくて香りもいいので、
来年は黒はインディカの黒長に絞り、もっと増産しようかと思っています。
そして、こちらが緑米。
緑米は、早めに刈り取りしないと玄米の皮の色素が薄れてしまうそうです。
この緑米も、まだ穂の軸はちょっと青いのですが、
籾殻を外してみると、もう緑色が消えて薄黄色になっていました。
しかしなぁ、
早刈りした方がウマイのか、通常の刈り取り時期まで待った方がウマイのか、
比べたことがないのでよくわかりません。
まぁ、玄米に緑色が残っていたとしても、
炊いて目の覚めるような緑色のご飯になるわけでもないしね。
ということで、今年の稲刈りは無事終了したのですが、
これを充分に乾かして、脱穀まで完了するのは、11月の中旬です。
さすがにちょっと、稲作にかかっている時間が長いよなぁ。
来年は、ちょっと植える品種を絞ってみようかと思います。
最終の刈り取り時期が、もう少し前倒しになるようにね。
というのも、この地はどうも秋が短くて、急に冷え込んで冬になっちまう。
冷え込むと、朝晩に霧が発生していっきに湿気が多くなる。
せっかく刈り取った稲も、できればカラッと干しあげたいところなのに、
好天に恵まれないと、それもなかなか難しい。
ということで、刈り取りが11月にかかるような晩稲を植えると、
いつまでたっても手離れしないから、
できれば、10月中に脱穀まで済ませられるようなシフトにしたい。
そうなると、インディカの黒長(糯性)をアンカーにして、
その前が、背の高い香り米(糯性)、この二種が晩稲の早。
中生の晩がうるちのイセヒカリ、またはキヌムスメ。
そして、中生がうるちのコシヒカリ、
それに、もち米をコシヒカリと同時期のヒメノモチにする。
このシフトだと、「稲刈り・脱穀」の作業を、ほぼ三期に分けることができ、
しかも、10月中に全ての作業が終えられる。
うん、うん。