ネトロンパイプを埋めるために、
もうひと掘り、深く溝を掘り進めています。
と、地中深く眠っていた石が、顔を出す。
やれやれ。
この石を取り除かないことには、
どうしてもパイプを埋設する深さにはならないので、
仕方なく、周りの土をぼちぼち取り除いて、
これを掘り起こす。
昨日、一個目。
少し掘り進めると、また出会ってしまう。
今日、二個目。
これに出会うと、
掘り出すまでに、まぁ30分はかかる。
でも、今までのところ、
幸いにも掘り出せるぐらいの大きさだったので。
不幸中の幸い、というか。
少し掘り進めると、また出会ってしまう。
これで、三個目。
一個掘り出すのも、結構疲れるのだけれど、
少しずつ周りを現していって、
土を取り除いていって、
いよいよツルハシでグラっと起きた時は、
さすがにうれしい。
不幸中の幸いというか、
狭いながらも楽しいわが家、というか。
あと何個石を掘ったら、
人は人として認められるんだろう?
どれだけ多くの海を渡れば、
白い鳩は砂浜で休めるんだろう?
その答えはもちろん、Blowin’ in the Wind.
そういえば、最近よく風が吹いています。
コモチマンネングサ。
遠目には、ただぼんやりと黄色いだけなのだけれど、
近づくと、これがなかなか美しい星の花だったりする。