ここね。
両屋根の雨水を大胆にトタン板で受けているのはいいんだけれど、
その雨水の後始末が全く何もしてなくて、
ただ漬物樽に落ちて、
溢れた水はそのまま、滲み込む、滲み込む。
これを何とかしないとなぁ、
と、ずっと気になっていました。
右手の下屋の瓦屋根が低くてちょっとうっとうしいので、
将来的に、もう少し高く付け替えようかと思っているのですが、
今のところは、暫定的にこの雨水が処理できればいいかと。
で、何かないかなぁと探していたら、ありました。
世の中には、いろんな部品があるもんですね。
これは、「自在ドレン」というものです。
でも、これを取り付けるには、
今のトタン板を少し延長しないといけません。
平板のトタン板を探したのですが、
近くのホームセンターにはサブロクの大きい板しかなくて、
これがまた、高い。
・・・ うーん。
60cmの40cmもあれば足りるので、
ま、これでいいか。
一斗缶を開いて、
この「自在ドレン」をつける穴を開けます。
トタン板ぐらいなら、
ディスクグラインダーでグィーンとやると楽でいいですね。
仕上げは金切りバサミで。
既存のトタン板との接合は、
ブラインドリベッターで。
間にシリコンシーラント注入すれば大丈夫でしょ。
ここにもね。
しかしなぁ、シリコンシーラントって安いんだけど、
その時必要なのはだいたい少量なので、
いつも余ってしまうんだよね。
きちんとテープで密封していても、
次に使うときには、もう固まってしまっているから、
結局使い物にならない。
瞬間接着剤なんかもそうです。
まぁ安いからいいようなもんだけれど、
何だかどうも、気分的にもったいない。
途中まで順調に進んだのだけれど、
接合のリベッターがなかなかうまく打てなくて、
四苦八苦しているうちに雨が降ってき始めて。
うーん。
でもまぁ、漏れずにちゃんと流れているようなので、
何となくこんな感じで、結果OKか!
今日は、ついでに溜桝のパイプ穴を開けました。
これは、その穴を開けるための「ホールソー」。
だいぶ前に購入したものなので、
いったいどうやってこれを組み込むものなのか。
・・・ 、しばらく悩んだすえに、解決。
これで100パイの穴を開けて、
開いた穴にシールパッキンをつけます。
おぉ、なかなかスグレモノです。
径が大きいので、垂直に当てて回すと、
電気ドリルがかなりしんどそうになります。
だから、ちょっと斜めに傾けて、
ぐるっと回して切るようにした方が早いですね。
完成。
しかしこれ、100パイの大きさパツパツなので、
実際にパイプを挿し込む時にちょっと難儀しそうです。
あるいは、パイプの先をテーパーに削って、
ちょっと油でも塗ってから挿し込む方がいいかもしれません。
一連の雨仕舞と排水工事、
だいぶ出口が見えてきました。
まぁ、だいたいここからがいろんなことが発覚して、
実際にはまだまだ時間がかかるんだけれど。