第二溜桝の下流側に90度エルボをはめました。
先日、「排水溜桝の仕組み」というのを見ていて、
なるほど、と。
キッチンの流しからは、生ゴミや脂分も一緒に流れ出てくるので、
ゴミは沈殿させ、脂分は浮かせて、
水分だけが下流に流れるように、エルボで仕分けます。
これが溜桝の機能。
そうか、エルボがなきゃ意味ないんだ。
うーん、勉強になります。
そして、今日は第三溜桝。
ここが最大難関のスクランブルです。
ここにきて経路が微妙にカーブするので、
30度エルボで曲げて、それをまた30度エルボで受けます。
その先に第三溜桝を置くのですが、
そこには、センターから風呂排水が、
途中、第三雨樋からの雨水を受けて流れ込んできます。
それらをぴったりと合わせるのは
、これがなかなかの至難の技で、
すべてのパイプの長さと向き、勾配をチェックしながら、
慎重に試行錯誤して、ベストを探っていきます。
こちらが第三雨樋。
先日、トタンに自在ドレンをつけておいたので、
後は竪樋をつなげて完成。
長年、漬物樽から溢れて敷地を湿らせていた雨水が、
これでようやく正しく排水されることになります。
そして、パイプをすべて接着剤でくっつけて、
埋め戻そうと思って、
・・・ はた、と気が付きました。
この合流チーズ、取り付け方向が逆・・・。
これは、本来右側に流れていくものですが、
何と、矢印は左を指しています。
うっ、この矢印、この前確認したばっかりでしょ ・・・。
これ、左の45度エルボから100/65の合流エルボまで、
超ショートで組んであるので、やり直すったって、
45度エルボの先まで、また全部掘り起こして全取っ替えするしかない。
うーん、でもやり直すなら今。
3分ほど固まって考えましたが、
・・・ 結果、見なかったことにして埋め戻しました。
だって、もう面倒くさいし、
まぁ、65からは雨水だけだし、勾配は十分取ってるし、
大丈夫でしょ、ということで。
そして、すべてをつなぎ合わせたところ。
勾配も1/50を確保しています。
あとはネトロン管を敷設して、土と石を埋め戻せば、
第三溜桝まで完了。
次は、いよいよ最終コーナーの第四溜桝を残すだけになりました。