今月の風景<2018年6月>

投稿者: | 2018年7月1日

毎年この時期になると、
ひと雨ごとに伸びる草に全く圧倒されます。
刈っても刈っても草は生える。

それも、ただ見ているだけなら、
瑞々しくて柔らかな緑の葉っぱが、
生き生きとして、食べられそうに新鮮なのだけれど。

これを全部草刈りしないといけないとなると、
あー、途端に気が重くなってしまいます。

放っておけばいいようなものだけれど、
そうすると、自分たちの生活領域が日々侵されていって、
あっという間に、足を踏み入れることさえできなくなってしまいます。

だからせめて、家や田や畑や生活道路の周りぐらいは、
嫌でも草刈りをしないといけない。

かといって、
年を取るにつれ体力が追いつかなくなってくるから、
その生活領域さえ少しずつ狭まっていくのが常道。

里山や使っていない田畑から順に、
みんな山の緑に埋もれていってしまいます。

はい。人間は自然には勝てないのです。

しかし、都会に住んでいる人たちは、
草刈りが生活の極めて重要な一部だなんて、
想像もつかないことです。

一家に一台のたこ焼き器があるように、
田舎には、一家に2,3台の草刈り機がないとやっていけません。

しかし、人間がどうしようもなくダメになってしまうのは、
こうした迫りくる草の脅威を身近に感じないで生きてるからじゃないんだろうか。
プラスチックな人工物に囲まれた暮らしで、
絵空事にうつつを抜かしているから、つまらないやつばかり蔓延るんだろう。

でもあれか。
それより、草が蔓延るほうがまだましか。

 

 

※自動再生しますが、画面左右の矢印で写真を繰ることもできます。
写真の上にマウスを置くと画面が止まるので、メモがじっくり読めます。

  • 6月3日、マツバギク。どこにでもあるような花だけれど、よく見るとなかなか美しい。
  • 6月3日、今年もザクロの花が咲いた。一重なら実がなるらしい。ウチのザクロはどっりだっけ。どうせなら実がなってくれるとうれしい。
  • 6月3日、桑の実が色づいてきた。実が大きくてなかなか見事な見栄えだけれど、あんまり甘くない。オノレ生えの桑の木のほうが実は小さいけれど、甘かったりする。
  • 6月3日、ラズベリーがちょっと色づいてきた。ラズベリーは枝のトゲがなかなか痛くて、自由自在に伸びる枝の始末に困る。ちゃんと生け垣とかにして、所定の位置に這わせるのがいいのかもしれない。
  • 6月3日、柚子の赤ちゃん。今年はたくさん花が咲いたので、たくさん実がなりそうです。そうしたら、今年こそ柚子茶にできる柚子ジャムをたくさんつくろう。
  • 6月3日、高知から取り寄せた種生姜。だいぶ芽が出てきた。昨年は連作障害で出来が悪かったので、今年は新しい畝を作って定植した。生姜が40個、サトイモが10個。
  • 6月5日、ウチの前の竹藪、黒子がぽつぽつ出始めています。
  • 6月10日、ザクロの花が咲いてきた。どうも一重みたいなので、今年は実がなってくれるとうれしい。
  • 6月10日、ホタルブクロというのは、やっぱりホタルの季節に花が咲く。
  • 6月12日、今年もすごい勢いで枝を伸ばすブラックベリー。これって放置していたらすごいことになる。今年伸びた枝には実をつけず、昨年伸ばした枝に実をつけるようです。
  • 6月12日、台灣の種、紅苔菜。
  • 6月12日、台灣の種、空芯菜。
  • 6月12日、白菖蒲の花が咲いた。黄菖蒲より少し遅れて咲くんだ。
  • 6月12日、梅の実が赤味をさしてきた。3本の老木を強剪定したので、大きな梅の木は1本になったけど、その1本も今年は不作のようです。
  • 6月26日、ぐるりぐるりとネジバナ。
  • 6月26日、ブラックベリーがようやく色づき始めた。でも、黒紫になってからも甘くなるまで時間がかかる。
  • 6月26日、もんしろちょうちょがもんもん。
  • 6月26日、ネムノキの薄ピンクの糸みたいなのは、花弁じゃなくて、オシベなのだそうです。ひとかたまりは20個ほどの花が集まってできています。
  • 6月26日、いつものように納屋のところに吊るしたニンニク。
  • 6月26日、移植したタラノキが元気に枝葉を広げています。
  • 6月26日、神戸生まれの小さなラッパ朝顔。この夏初。
  • 6月26日、大きな実のブルーベリーがぼちぼち食べごろ。収穫は少しだけ。木がなかなか大きくなりません。
  • 6月26日、ギボウシの花も咲きました。
  • 6月26日、ラベンダーの紫の花。いい香り。
  • 6月28日、今年の梅雨はあまり雨が降らなかったけど、時折たくさんの雨が降ると、セメント瓦の雨漏りに気づく。ここもそのうち屋根替えをしないといけないだろうな。
  • 6月30日、あじさい。そろそろ梅雨が開けそうだけれど。梅雨にはあじさい。

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