そうとばかりも言ってられないので

投稿者: | 2019年8月23日

薪割りをした。

ちょっと動くだけで、汗が滝のように流れ落ちるこんな夏の日に、誰も薪割りなんかしたくない。

でも、やらなければ始まらないし終わらない。
最初は嫌々でも、やり始めたら 少しずつでも 、やがてそのうちに終わる。
終わってしまえば、あんなにたいへんだったことも、すぐに忘れてしまう。
やるか、やらないかだ。

そう思って、仕事の合間にできるだけの量を、できるだけやった。バナナダンボールで5箱ぐらいできた。

今日はこれぐらいにしとったろ。

太陽熱温水器を導入することにした。

これから先、 できるだけ電気やガスに頼りきらない方がいいでしょう。
そうして、せっかく「晴れの国」にいるのだから、天変地異の影響を受けない太陽の恩恵を受けるのがいいでしょう。
その太陽がいよいよお隠れになる時は、それはもう世界の終わりですから。

やっぱり、湯がいつも使える暮らしというのは、素晴らしく文化的な生活だと思います。

田舎の古い家には、よく屋根の上に太陽光温水器が置かれていたものですが、たぶんガス温水器が普及してからは、どことも無用の長物になったのでしょう。
それに、昔のはただプラスチックの筒と発泡スチロールで作られていましたが、最近は真空管を使ったりして、だいぶ熱効率もよくなっています。

ウチの場合、お風呂は薪を焚いて沸かしています。夏でも冬でも。
だから薪がたくさん必要だし、冬にちょっとサボったら、暑い夏にも薪割りをしなくちゃいけないのです。
しかしこのたび、太陽熱温水器を導入することで、薪の消費量もだいぶ節約できるんじゃないかと思っています。
薪はタダですけどね。でもそれを切らすことなくストックしておくためには、労力と時間をたっぷり費やさなくちゃいけないわけです。

そりゃね、若くて元気なうちはそんなの全然苦にならなかったのですが、やっぱり寄る年波には、つくづく勝てなくなってきています。

ウチは、冬のストーブにも薪を使うので、この生活にはどうしても薪作りは欠かせません。それに、冬はやっぱり太陽も非力になるのかもしれませんが、それでも太陽熱温水器でいつでも湯に近いものが使えるというのは、画期的に素晴らしいことのように思えます。

で、その機器を設置するのは、どこが一番いいだろうと検討しました。

ウチの場合、屋根は「藁葺きトタン被せ」ですから却下。南向きで一日中日が当たるところといえば、玄関先。
地面に直置きにすると屋根の影になったりするから、単管を組んで庇より高くなるようにして設置するのがいいでしょう。

で、玄関先のちょうど桃の木の手前あたりを整理していました。
大きな「はんど」を持ち上げたら、何と中にスズメバチが巣を作っていたのでした。
でも、子作りが終わった後みたいで、蜂もおらずにセーフ。危なかった。

それから、南天の木が邪魔になるので、根ごと撤去。
南天の根は浅いので起こすのも楽でした。ここらあたりでは、南天は自生しており、あちこちに繁殖するのです。

ここが予定地。
黄桃の枝もかなり切ったので、ずいぶんすっきりしました。

この続きは、また明日。

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