おさまらない、ということ。

投稿者: | 2020年3月28日


ウチの周りの草木は、もうすっかり春の様相です。

身体の中も春の準備ができて、今にも動き出そうとしているのに、
この新型コロナの発生で、思い思いの外出はとても難しい状況になっています。

しかし、今週末は自粛しましょう、とか聞くと、
3月いっぱいはとか、4月になれば大丈夫だろう、とか思ったりしますが、

「そんな短期には終息しない。早くても1年や1年半はかかる。」

ということを、みんな早目に覚悟しておいた方がよさそうです。


新型コロナウイルスとの戦いの行方は? 「全人類に感染の恐れがある」と、
天然痘の撲滅に貢献した疫学者は言った @wired_jp


「新型とは、そのウイルスに免疫のある人間がいないことを意味します。」

つまり、感染して人間に免疫ができるまではおさまらない、ということです。

十分な数(人工の70~80%)の人間が感染して免疫を獲得し、有効なワクチンが開発されること、この2つの条件が揃わないとおさまらない。

そのためには、1年や1年半とかの期間がかかってしまうということですね。

外出を控えるとか、人が集まるところには行かないとか、手洗いを徹底するとか、で爆発的な感染拡大をセーブすることはできるけれども、

最終的な感染者の総数が減るわけではない。

それは、医療システムの崩壊を防ぎ、ワクチンを手にするまでの時間を稼ぐことができるにすぎない、ということなのです。


若い人たちは、感染しても軽い風邪の症状が出るだけで2週間程度でおさまるケースが多いと言われています。
それなら、感染により重篤化するリスクの高い高齢者への感染防止に、もっと焦点を絞って対策を立てるべきです。

感染すること、感染して多数の死者が出ること、そしてそれよりも感染騒動が長引くことで世界中の社会や経済が停滞していくこと。

そうなれば、これからは日々の生活にも困窮する人が 世界中に 増えていくことになります。今の社会システムでは、全く立ち行かなくなってしまいます。

何ともなりません。
よくないことかもしれないし、いいことかもしれません。

いよいよ世の中の価値観が根底から覆されざるをえない状況になっていくのだろうと思います。

だから、これからはもっとみんなで助け合っていかないとね。

今、そういう時代を迎えようとしています。

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