サッシ網戸とアンダーホールナット

投稿者: | 2015年9月4日

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夏の間はアブが多くて、そして夜には蚊と蛾。
これは網戸がないとちょっとたいへんだと思ったので、
まずは網戸をつけることを再優先にしました。

ホームセンターにも網戸は売っているけれど、
レギュラーサイズじゃ合わなくて、網戸は基本的にはオリジナルのサイズになります。
最近では自作できるキットも売っていたりしますが、
任意のサイズでオーダーできるショップもたくさんあります。

たくさんあるにはあるのですが、
別途送料がかかったりで、値段もピンキリです。
それでいろいろと調べた結果、
自作するのとあまり変わらない値段でオーダーできるショップを発見。
早速、注文することにしました。

サイズ指定のオーダーだけれど、
その採寸を結構シビアに見ておかないといけません。
8mm程度なら多少小さくても調節はききますが、
大きすぎると、いざ入れようとしても入らないことになります。

で、シビアに採寸して発注!
4、5日後にはもう完成品が届きました。
すごい。

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で、いざハメてみたのですが、さっそくトラブル。
あれだけシビアに採寸したつもりなのに、やや丈が短い。
しかも、端と真ん中じゃ隙間の空き具合がだいぶ違う。

こりゃ、仕立てがずい分いい加減なんじゃないかと疑ったりしました。

でも、よくよく観察してみると、サッシの方が水平じゃないんですね。
まぁ、アジャスターで何とか収まりましたが、
右から左にスムースに動かそうとしてもちょっと困難。

仕方がありません。
サッシは当然水平についていると信じていた私がバカでした。

もともとこの家の場合は、桁も柱も曲がった自然木が使ってあるので、
およそ水平・垂直ということがありません。
おまけにあちこち柱が沈んであったり、傾いていたりするので、
サッシだって、直角にはまっているわけじゃなかったのです。
やれやれ。

くだんの玄関の長押は、案の定収まりきらなくて、
再度レールを取り外して、木部をノミで削って調節して、どうにか動くようにしました。
そうして、主な網戸を何とか取り付けることができたのでした。

いいなぁ、網戸のある生活。

 

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で、もうひとつ気になっていたのが、丸ノコの調節ねじ。
刃の深さが変えられる蝶ネジがあるのを発見して動かしてみたところ、
ネジがバカになっちゃって全然締まらなくなったのです。

これじゃ使いものにならないので、
何かないかなぁと探していたところ、全く同じ形のものをネットで見つけました。
「アンダーホールナット M6」630円
見たところバカになった蝶ネジと全く同じ(写真左の蝶ネジ)です。

それで早速注文して届いたのですが、
ハメてみると、結局バカなままで締まらない。
うーん。
中が硬化プラスチックのようなもので、もともとネジ山がないのですが、
元々これがついていたのでこれでいいのだと思ったのです。
しかし、この丸ノコ自体が中古品だったので、
あるいは、いい加減に仮付けしてあっただけなのかもしれません。

このままでは丸ノコが使えない。
仕方がないので、ホームセンターに現物を持って行って尋ねました。
径が合うなら、ただの蝶ネジでいいやと思ったのです。
しかし、これがまた特殊な径で、一般的な蝶ネジじゃはまらない。

それでも、そこの店員さんがとても親身に対応してくれたのでした。
いろいろと試行錯誤をしてみた結果、
同メーカーの新品の丸ノコの調節ネジでピッタリ合うということが分かりました。
「じゃ、この部品を発注しましょう。」ということになったのですが、
その店員さんが気をきかせてくれて、
「よかったら、この現品を付けておきます。」と。
「発注したものを新品に付けておけば同じことなので。」と。

素晴らしい機転です。
蝶ネジ1個のために再度来店する必要がなくなりました。
これがお客様サービスというものですね。

調節ネジ1個 170円。
初めからここに来ればよかった。

でも、ムダになった630円はお客様サービスの対価ということで。
ひとつ勉強させていただきました。

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