岡山には旭川という一級河川が流れていて、その支流にホタルの名所の豊岡川があります。
その豊岡川がウチの周りをU字状に流れていて、
ちょうどその高台にウチの敷地があります。
高台だから、川が氾濫しても浸水することはないのですが、
昼夜に温度差があると、夜に霧が出ます。
その霧も朝日が昇れば吹き飛んでしまうのですが、
朝はいつも朝露にまみれます。
たぶん、植物にとってはとてもいい環境なんだと思います。
夏でも水やりが不要です。
霧は幻想的でいいですね、という人もたまにいますが、
夜は家の中まで湿気が入ってくるようで、
どうかな、という気がしないでもありません。
でもまぁ、昼間晴れた日には風も吹いて爽やかなところです。
で、そろそろ冬野菜の種蒔きの時期なので、
何はともあれ種をまいておかなくてはと思うのですが、
何年も放置されていた畑なので、どこもかしこも笹とくずんば(クズの葉)だらけ。
原野に近いところもあります。
これをまず草刈りしないことには、畝が立てれません。
しかし、場所によっては2メートル以上もある笹原の上を、
くずんばが縦横無尽に這って覆っているわけですから、
草刈り機で倒していくのはなかなかの重労働です。
まともに対峙すると、
草に気圧されて気力が萎えてしまいそうになるので、
あの曲がり角までとか、あの木の下までとか、
目標を決めて少しずつ進んでいきます。
前人未到のような笹原も、
一本道をつけると、何とかなりそうな気がしてきます。
とりあえず、4反ほどある畑地の境界を確認するための草刈り。
そうしてまずは家の近くからきれいに草刈りして、
畝を立てて行こうと思います。
冬のうちに敷地内をいったん全て刈り倒してしまいたいと思っているのですが、
4反の原野の草刈りはなかなか手強い。
でも草刈りはやっただけきれいになって視界が開けますから、
それを楽しみにぼちぼちやっていくしかありません。