果樹苗が「早く植えてくれ！」と言い出してから久しい。
こんなことなら少しずつ植えながら買い足していけばよかったなぁ、
と思っても後の祭り。その祭りももう終わりました。
しかし、ホームセンターで出番を待つよりも、
ウチの庭先で畑を見ながら、どこに植えてもらえるんだろうなぁ、
と思いながら朝露に濡れながら待つ方が、果樹も心休まるというもの。
まぁ、そういうことにしておきます。
明日から島根なので、何とか今日中に植えてしまわないと、
と思って朝から笹ケ原の草刈りをしていたのですが、
笹やクズや、その他いろんなツル植物等でこんもりした中を進んでいくと、
中からいろんなものが出てきます。
これはたぶん、葛の根。
掘り出すのにひと苦労。
かれこれ10年以上は放置されていた畑。
クズも伸び放題で根もしっかり大きく育っています。
でも、葛といえば、葛粉。
キョービ、葛100%の国産葛粉なんてめったにお目にかかれませんぜ。
あるいは、カゼに一番、葛根湯。
いいねぇ。
しかし、ここから粉にするまでがちょっとたいへんそうです。
続きはちょっと余裕ができてから。
（そんなものできるのか？）
こんな大きな鉄網が２枚も埋もれていました。
刈払い機が何かに当たってキンキンと音がする。
見ても石のようなものは見当たらない。
おかしいなぁ、と思って性懲りもなくキンキンやっていたら、
あれ、よく見ると太い鉄線のネット、しかもバカでかい。
おかげで、刈払い機の刃が全部飛んでしまいました。
やれやれ。
それから、こんなものも。
長いホース。
そういえば、昔はこのあたりは田圃にしていて、
下の川からホースで水を揚げていたとか言っていたような。
何と、これはその残骸か。
それやこれやで、やがて遠き山に日は落ちる。
それでも何とか、暗くなる直前までかかって予定数を植え終えることができました。
１．桃（白鳳）３本
２．林檎（富士、つがる、富士）３本
あと手持ちで残るのは、ぶどうが２本。
これはぶどう棚が必要だし、樹種もちょっと再検討です。
まぁ、とりあえず買い置きしていた苗はほぼ植え終わりました。
あとは自然のままに。
早く大きくなって、おいしい実をつけてね。
私が生きている間に。