食(食べるもの)

投稿者: | 2014年2月9日

日々の暮らしで「ちゃんとしたもの」を食べたいと思えば、
やっぱり自分で作るのが一番じゃないかと思います。

最近でこそ「有機」がブームになっていますが、スーパーに並ぶきれいな野菜は、
ほとんどが農薬(強力な殺虫剤)と化成肥料にまみれたものです。
有機といったって、由来を問わない畜糞が使われていることも多いです。
本来が不揃いであるはずの野菜が、大きさや色・形・重量まで無理やり均等にされ、
季節外れに促成栽培したものばかりが流通にのるような仕組みになっています。

加工食品も、裏のラベルを見れば、化学調味料、人工甘味料、発色剤、安定剤、保存料等、
正体不明なカタカナのモノで埋めつくされています。
これはみんな、味を調えたり、見た目をよくしたり、賞味期限を延ばしたりするためのものです。

食肉となる牛や豚や鶏なども、その実態を知ると目を覆うような現場が多いです。
飼育というよりは工場といった方がいいような劣悪な環境下で、
薬品漬けの飼料を与えられ、病気寸前まで肥育された末に大量出荷されています。

そんなふうに、生産コストや流通コストや利益率向上などの目的のために、
私たちが買って食べるものは、本当に私たちが食べたいものじゃなくなっています。

でも、そんなことはわかっていても、スーパーの店頭に立てば、
やっぱりそんなまがいものの食品にお金を払わなくちゃいけない。

だからといって、自然食品店やネット通販で、有機・減農薬の野菜やお米や食材だけを選んで、
市価の二倍も三倍もするようなお金を払ってまで食べたいとは思わない。

仕方ないよね。都会じゃそんなものしか手に入らない。

だからもう、買わなくていいんじゃないかな。
買うのはやめて、自分で作ればいいんだと思います。

高くても買ってくれる消費者がいるから、化石燃料を使って遠くまで運ぶ流通があり、
たくさん売れるとたくさん儲かるから、
ぎりぎりまでコストを削減し競争力をつけ、より大量に作ろうとする生産者がいる。

曲がったきゅうりや虫食いのキャベツでも味は変わらないと思っても、
店頭じゃ、やっぱり粒が揃ってきれいな野菜を選んでしまう哀れな自分がいる。
もうその時点で、この悪循環にしっかり加担しているんだよね。

だから、こういう悪循環はきっぱりと断ちきるべきじゃないかと思うのです。
まず、気づいた自分から。

そう思って、数年前から自給農を始めています。

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