竹伐りの日々、クコ。

投稿者: | 2015年11月12日

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ここのところ毎日竹を切っています。
ウチの前の道沿いの竹なのですが、
伸びて、しなって、電線に覆いかぶさろうとしています。
このままじゃ、大雨になったり、雪が降ったりして、
重みで電線が切れたりしたらたいへんです。

ということもあって、竹を切ることにしました。
しかし、そのまま切ると竹が電線に乗りかかってしまうので、
できるだけ電線に重量がかからないように気をつけながら、
1本ずつ切っていきました。

 

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まぁ、手ノコでも大丈夫なのですが、
チェーンソーを使うと、あっという間に切り倒せます。
そのために竹切り用の替刃にしたのですが、
新品のせいもあって、これがまた素晴らしい切れ味です。

これなら、障害物のないところなら、もうガンガン切り倒せます。
ところが、電線は邪魔になるわ、道沿いなので車が来たらと気になるわで、
やっぱり慎重に1本ずつです。

切り倒してそのままならいいんですけどね。
やっぱり道沿いだし、切った跡を汚してもみっともないので、
枝を全部払って、いちいちヒモで縛って、
とやっているとなかなかはかどりません。
そんなこんなで今日で竹伐り3日目です。

しかし、これにもいちおう別の目的はあって、
一つは来年の稲架掛け用の竹を確保しておきたいこと。
それには竹伐りのベストシーズンなので、今が切り時。
この時期に切って寒晒しにすると、虫も入らず長持ちすると言われます。

もうひとつは日当たりを良くするため。
昔はウチの玄関先から下の川が見えたということですが、
今はヒノキが高くそびえ、竹が繁茂してしまっているせいで、
昼過ぎからウチの畑の一部が陰になってしまいます。

 

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といってもヤブの解消は急には無理なので少しずつ。
伸びすぎたヒノキも、来年のいい時期を選んで、巻き枯らしをしようと思います。
葉が落ちるだけで、だいぶ日当たりも変わってくるはずです。

で、道沿いの竹を切っていったら、中に続く小径が見えてきました。
小径の存在は聞いていたのですが、意外と簡単に発見。

竹林の中は日当たりが悪かったせいか、
下草も少なく、道の跡も割ときれいに残っていました。
竹林の中はちょっと斜面になっているのですが、
道沿いの竹はどうも切り出しにくいので、
中の竹を切って、斜面の下に落とそうかと思っています。

ただ、竹林の中は倒れた竹が縦横に入り乱れた状態になっているため、
まずこれを整理して、足元をきれいにしてからの作業です。
うーん、ここをやるだけで11月が終わりそうだな。

先の事を何にも考えずに、毎日ここだけやれればいいのになぁと思う。
やれるんだけどね。
ずっとやっててもいいんだけどね。

でも、11月中に麦も蒔きたいしなぁ。
その前に田圃の溝切りをしておかないといけないし。
いや、稲架掛け用の穂木小屋も年内に作っておかないと、とか、
ポット苗の土の準備もまだだし、とか。

これもまた煩悩というやつでしょうか。

 

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近所の人が、確かこの辺りに枸杞があったよ、と。
ウチの石垣のところ。
知らなかった。
知らないというのはまったく恐ろしい事ですね。
枝が野放図に伸びているので、
もう切ってしまおうかと思っていました。

「クコの茎は細くて柔らかいので、
垂れ下がることができるような斜面や崖地が生育に適している」と。
おー、ウチの石垣で野放図に枝を伸ばしているじゃないか。
それでいいのだ。

クコの赤い実。
クコ茶。
いいですよね。
あぁ、切る前に教えてもらってよかった。

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