甘茶をかっぽれ

投稿者: | 2016年6月8日

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花祭りにお釈迦さんにかける甘露の雨。
「甘茶」がけっこう好きです。
これが何と、ヤマアジサイの葉っぱで作られるんだそうで、
そりゃ、ウチでもヤマアジサイを栽培しなくちゃな、
と思っていました。

苗を購入すれば手っ取り早いのですが、
その辺の山に自然に生えているよ、という話も聞くので、
それだったら山から採ってくればいいや、と思っていたところ、
ウチの裏の小径に生えていた。

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アジサイのような形の小さな白い花も咲いていたし、
たぶんヤマアジサイだと思うのだけれど、
ヤマアジサイがすべて甘茶になるわけでもないようで、
見ただけでは、甘茶との区別はつかないと。

なら、お茶にして飲んでみるしかありません。
間違ってても死ぬことはないでしょう。

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でも、葉っぱの匂いはお茶みたいなので、
これは結構いけるかも、です。

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それを手でくちゃくちゃと汁が出るまで揉みます。
後で作り方をいろいろ調べて見ると、
まず陰干しをする、というやり方の方がどうも多かったのですが、
まぁ、先に揉んでしまったものは元には戻らない。

どうせ後から干すので、まぁいいでしょう。

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それを濡れた布で包んで、そのまま発酵させます。
一昼夜かニ昼夜。
温度が高くないと発酵が進まないのですが、
今日も明日も、雨かくもりの肌寒いぐずぐずの梅雨空。

発酵しても干せないので、まぁ気長にやるしかありません。

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ついでにお茶の新芽も摘んできました。
お茶の木はとにかくあちこちに自生しているので、取り放題。
こちらは紅茶にするつもり。
セカンドフラッシュのダージリン。
岡山なので、マスカットフレーバーの最高級品に仕上がればいいなと。

こちらはあわてて揉まずに、
一昼夜かニ昼夜、陰干しにします。

梅雨の空 雨の降る日は お茶づくり

ずっと晴れないつもりなら、仕上げは炭火で、じっくりと炒り上げましょう。

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