先日掘り起こして日陰に干していたニンニク。
ついていた土が乾いてきたので、根を切って吊るすことにした。
ニンニクにも取り頃というものがあるようで、
だいたいは葉や茎が枯れ色になってから取るのですが、
それがかなり遅くなってしまうと、
茎が枯れて草に埋もれてしまって、
どこに植えたのやらわからなくなる。
以前は、あまり行かない畑に植えていたので、
あー、そろそろ収穫しなくちゃね、
と思って行ってみると、だいたい草の海になっている。
それをスコップでもって、土ごと掘り起こさないと見つけられない。
ということになっていました。
しかし、そうなると明らかに取り遅れで、
ニンニクの上の方が少し開いたようになっているのが多くなる。
食べるのにはまったく問題ないのですが、
そういうのは、早くから芽が出てしまうんだそうです。
そういえば、例年、早く芽が出ちゃって、
それでももったいないから割って芽のところを取って、
だんだん芽よりも残った果肉のほうが薄いようなニンニクを
食べていたような気がします。
その点、今回は目の届く所に植えてあったので、
ちょうど適期に収穫することができました、たぶん。
それでももちろん成長は一様ではないので、
少し開きかけたニンニクが20個ぐらいはある。
それは除けて、先に食べることにしました。
根を切って、茎も15cmぐらいで切り取って、
同時に土がついて乾いた薄皮をはがす。
今年はだいたい240個ぐらいのニンニクが収獲できました。
しかも、いつになく大きくて立派。
これなら、1年間食べて、
大きいのは残して、少しは来年の種までまかなえるかな。
1個8片として、240だったら60個。
60個を種に残して、残りは180個。
だいたい2日で1個のペースなら1年間まかなえるわけです。
努めて小さいのから食べていくという。
何だか、毎年米を作っているくせに、
いつもあまった古米ばかり食べてる百姓みたいだな。
きゅうりも元気に育っています。
昨日から初取りを食べ始めています。
胡麻もたくさん芽を出しています。
というか、種があまりに小さいのでやたらと蒔いてしまったんですね。
(いや、大きくてもいつも適当に蒔いてしまうけど・・・。)
今年は白ゴマと黒ゴマを植えました。
もう少ししたら間引きしないとね。
しかし、あんな小さな種から、よくも大きく育つものだと、いつも感心します。
まったく種は偉大です。