「衣食のインフラ」がみんなで手分けして整い始めたら、
各自が作ったものを、互いに物々交換できる市を常設します。
「物々交換市」に行けば、さしすせしその基本調味料や、
米麦大豆などの穀物、季節の野菜や果物等の食のインフラ物品、
基本の衣類等が常に置いてある。
もちろん、それ以外にも卵や肉、魚、牛乳、パン、乾物等の食べ物や、
加工品、嗜好品等を、誰もが自由に出品してもいい。
誰もが、そこに並ぶ欲しいものを、自分が出したものと交換できる。
ここで暮らせば、
そういう衣食の基本的な生活必需品はほとんど無償か、
少しのお金で手に入れられるということ。
しかも、農作物はすべて肥料・農薬不使用の自然農で作られており、
加工品には、化学薬品や保存料、添加物等が一切使われていないという安心感。
そうした常設の「物々交換市」。
もう、それがあるだけで、そこに心地よい暮らしが約束されるのではないかと思います。
また、資源の共有ということでは、
・不要物品、書籍等のリサイクル市
・薪、炭ステーション
・種ステーション
などがあればとても便利です。
家は、新築しようと思えば、
木を切り出して自分で作るにしても、その他の材料費だけでもかなりのお金がかかるので、
できるだけ空き家や古民家や廃校等を自分たちで改修して有効利用したり、
シェアハウスにするのがいい。
車は、田舎では農作業やちょっと移動するためにも欠かせません。
でも、代替エネルギーが利用できるようになるまでは高いガソリン代がかかるので、
やっぱり、シェアカーがあるといい。
そんなことをふくらませて考えれば、ちょっとわくわくします。
でも、ただ自分たちで楽しむだけなら、
それは気の合う仲間うちで、どこか山の中のいい場所を見つけて、
そこで自分たちの理想を追って、楽しい暮らしをしていればいいのだけれど。
別に隠遁生活がしたいわけじゃないので、
もっと何というか、オープンで、新しい生活スタイルとして伝播していくような、
社会性のあるムーブメントになれば素敵だなと思うのです。