ロストルって、ストーブやカマドなんかの下にある格子状のヤツ。
薪や炭を焚く時に、よく燃えるように風通しをよくしたり、
そこから下に灰を落としたりするヤツですね。
ロストルって、変な名前だなぁと思って調べたら、
「rooster」、オランダ語でした。
じゃ、もともと日本にはなくて、カステラと一緒に入ってきたんだ。
いや、カステラはポルトガル語だっけ。
まぁ、いいけど。
ウチの七輪のロストルが焼け落ちてしまったので、
新しいのを作ることにしました。
本来の七輪のロストルは焼き物なんだけれど、
いかんせんすぐに割れてしまうんだよね。
七輪って、昔からのものなのに結構使い捨て商品。
まぁ、ホームセンターに行けばロストルだけでも売ってあるのですが、
これくらい何かで代用できないかなぁ、と思って、
使えなくなった草刈り機のチップソーを切ってこしらえたのが、
昨年の6月でした。
使えなくなったチップソーって、廃棄するのもやっかいなんで、
こんな風に二次利用のアイデアが浮かぶとうれしいですね。
昨年の6月から数えて、約8ヶ月。
鉄板なので、最後には焼けてボロボロになってしまいましたが、
廃品の再利用ですから、これでも充分役立ってくれました。
使うのは切り取った内側だけなので、この外側は残ってしまいます。
これも何かに使えれば良いのですが、
今のところ、ちょっとアイデアが浮かびません。
で、こんな感じで自家製ロストルがはまります。
この七輪、あちこちひび割れて崩壊間近な雰囲気ですが、
まだまだ毎日重宝しています。
七輪って、珪藻土を固めて作られているので、
水分には弱いし、いまいち耐久性が低い。
これが壊れたら新しいのに買い換えなくちゃいけないところですが、
今時のホームセンターじゃ、
ひと回り小さいサイズのものしか店頭に並んでいません。
小さいと炭も少ししか入らないし、大きな鍋なんかもかけられない。
大きいサイズの七輪がどこかにないかなぁと、
あちこちホームセンターに寄るたびに探してみたりしています。