昨日畝を仕立てたところに、エンドウの棚を作った。
去年の棚がまだ使えそうだったので、そのまま平行移動させた。
足りないところは、新たに細い竹を切ってつなげて延長した。
竹の細かい枝も、葉っぱをつけたまま再利用。
エンドウのツルは、あまり太い枝には巻き付くことができないのでね。
細い枝葉がちょうどいいです。
竹は捨てるところがありません。
エンドウの種は三種。
それに、そら豆も初めて春蒔きしてみました。
昨年はこちらの寒さと湿気にやられたのか、
どうもそら豆がうまく育たなかったのです。
でも、朽ちかけて残った実を何とか残しておいたので、
初めての春蒔きにチャレンジ。
果たして芽が出て実がついてくれるでしょうか。
それはそうと、
昨晩、変な動物の声がするなぁと思っていたら、
今日は畑のあちこちが掘り返されていました。
被害甚大なここはニンジン畑。
冬越えのおいしいニンジンが、せっかくとう立ちもせずに残っていたのに。
ひとつ残らず食いやがった。
イノシシかなぁとも思いましたが、
今までにもちょいちょい見かけたことのある、たぶんアイツ。
アナグマのムジナ野郎ではないかと推測。
そうすると、
いつかのサツマイモを全部たいらげたのもコイツか!
今度ばかりはちょっと頭にきたので、
ついにアニマルトラップ(箱罠)の購入を検討。
今に見ておれ、いつか燻製にして食ってやる!
それはそうと、最近は三浦綾子の本を読んだりしています。
戦後の時代背景や生活描写があちこち出てきて、
言葉づかいなんかも結構古風で、なかなかおもしろいです。
三浦綾子といえばキリスト教文学ですが、
小説の内容は色恋沙汰や妬みそねみの嵐で、
そういうのって、原罪ですかねぇ。
しかし、昔の方がずっとドラマチックだったような気がします。
田舎の図書館なので全集しか置いてなくて、
三浦綾子全集第一巻、「氷点」と「ひつじが丘」。
そのひつじが丘を読み進めていたら、
急にページ(469ページ)が白紙になっています。
えっ、これって、落丁?
本の奥付には必ず書いてますよね。
「落丁本・乱丁本はお取替えします」って。
これまでたくさんの本を読んできたけれど、
乱丁や落丁などという奇跡には、
一度もめぐり合ったことがありませんでした。
しかし、実在するんですねぇ。
自分の本なら喜んで出版社に送りつけるところですが、
何せ図書館から借りてきたた本だからなぁ、残念。
この本、実は誤植も1ヶ所発見しています。
何だか重箱の隅をつつくようで、どうかとも思いますが、
せっかくなので、ついでに報告しておこうかな。
乱丁の上に、誤植もありますよ、って。
「208ページ上段20行目
(それを来ていた)は、(それを見ていた)の誤り」
でもなぁ、今時三浦綾子の全集。
(平成三年七月六日 第一刷発行 主婦の友社)。
今が平成二十九年だから、26年前か。
訂正して刷り直したりする機会は、この先たぶんないでしょうね。
在庫だってもうなさそうな気がするけどなぁ。
お取り替えったって、いったいどうするんだろ。
ちょっと気になります。
やっぱり、図書館でお取り替え請求をやってもらおう。