苗床トンネル、タケノコ。

投稿者: | 2017年4月20日

実は先日来、微熱が続いていて、どうも体調が悪い。
38℃にも満たない、たかが微熱なんですが、これが結構しんどい。
それがまた、夜寝ている間に38℃近くに上がったりすると、
さらに頭痛も襲ってきて、夢の中で悶々とうなされることになる。

他の人は、どんな風に夢でうなされるのかわかりませんが、
私の場合、終わりのない作業をただひたすらに繰り返し、繰り返し、繰り返す、
という状態に陥ります。

例えていえば、賽の河原の石積みみたいなものでしょうか。
さすがに、鬼が出てきてそれを引っ繰り返すということはないですが、
何かを同じように並べたり、同じ計算を何度もし直したりとか、
そういうことを、もう延々とやり続けないといけない状況を迎えるわけです。

一昨日は、ひたすらイチジク苗木を植えていました、いや夢の中で。
頭痛が辛くて時折目が覚めたりもするのですが、
それも夢うつつの状態で、目を閉じると、またイチジク苗木の定植の続きです。
もう、ひと晩で何本植えたってこともない、
これがリアルなら、ウチはもう大規模イチジク農園ですね。

ということで、夜を徹して苗木の定植をしていた関係で、
肝心のポットの籾蒔きの方は、自分では2,3枚しかできなくて、
あとは心優しきお友だちのご協力に頼り、
今日、ようやく苗床トンネルの完成にまでたどり着けたというわけです。

籾蒔きしたポット苗箱を苗床プールに入れ、
水で湿らせて新聞紙で覆い、
支柱を立てて白い太陽シートを被せ、隙間がないように裾に土を盛ります。
そうして、ようやく苗床トンネルができあがりました。

今年の苗床づくりは、すべてマリちゃんのプロデュース、さすがです。
誰よりもたくさん(大雨の日にも温室にこもって)種籾を蒔いたのもマリちゃんです。

このまま1週間ほど放置して、
被せた新聞紙を稲の芽が突き上げるようになったら、
新聞紙を外してヒタヒタに灌水します。

「苗半作、八分作」といいますからね。
この苗たちがた、だただ順調に育ってくれることを祈ります。

それはそうと、2,3日前からコイツが出てきた。
モウソウのタケノコです。
そういう季節なんですね。

雨後の竹の子、っていうぐらいですから、
先日の大雨で、どうもパチンとスイッチが入ったみたいで、
昨日は2本、今日は4本、という具合にニョキニョキ出てきました。

まずは、日当たりの良いところから、
そのうち、思わぬところから。
時を合わせるように、木の芽も柔らかいのが出てき始めました。

今年はキランソウもあちこちで可憐な花を咲かせているし、
ベリー類もかなり元気な様子で若葉を出し始めえいます。

身近に出会える自然の恵み、木々や花の美しさ、旬の味わい、
それらは何ものにも代えがたい幸です。

はやく元気になって、田圃の溝掘りの続きをやらなくっちゃ。

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