カイコ騒動 その4

投稿者: | 2017年5月20日

 

今日は、昼間にはほとんど動きがないようでしたので。
ほとんど観察はしていませんでした。
(そうそう「お蚕さん」にばかりかかりっきりになっちゃぁおれません。)

そうして夕方になってのぞいてみると、
あらまぁ、いつの間にか2個めの繭ができていました。

懸命に糸を吐きながら、
足場や外壁を作っているところを見ていたいと思うのですが、
ずっと見張りをしているわけにもいかないので、
ついついその瞬間を見逃してしまいます。

餌のために桑の葉をたくさん入れているので、
どうもその葉っぱと葉っぱの間にも、繭を作るヤツがいるようです。

せっかく蔟(まぶし:区分けした集合住宅のような場所)を作ってあげたのに、
なかなかそこに落ち着いてはくれません。
なので、今日は干し網の中に、そのまま繭を放って置くことにしました。

しかし、この写真をよく見ると、
何だかもう、褐色のサナギに近づいているようです。

 

サナギになってから約10日ぐらいで羽化。
つまり、繭をやぶって中からカイコガが出てきます。

そのカイコガも、だいたい5日ぐらいしか生きられないようだから、
雌はその間に、交尾・産卵をしなくちゃいけません。

でも、こんなにポツリポツリとしか繭ができないんじゃ、
オスとメスの成虫が生きて巡り合うこと自体が、
かなり難しい状況になるんじゃないかと心配してしまいます。

果たして、無事産卵まで行き着ける個体があるのでしょうか。
これは、なかなか目が離せませんね。
(結構、離してるけど。)

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