今日は久し振りに一日中お日様マーク。
それが、もう何十日ぶりの事なのかって気がします。
いつ雨が降るともしれない、ぐずぐずと湿気の多い日が長らく続きました。
これから、ようやく夏らしい日になってくるのかもしれません。
いつまでも干すに干せなかった塩漬けの梅。
今日、ようやっと干すことにしました。
まだ土用のうちに間に合ってよかった。
大きな梅は今年もあんまり採れなかったけれど、
梅シロップ、に梅酒(今年はブランデー漬け)、それに梅干し。
ウチで食べる分には充分です。
去年の梅干しがまだビンにだいぶ残ってるしね。
あんまりたくさん作りすぎてもたまっていくばかりなので、
一年で少し残るぐらい、それで毎年作り足していくのがちょうどいい。
コチラは小梅。
小梅は今年たくさん採れました。
たくさん採れた時は、ほしい人におすそ分け。
ウチの梅の木であろうが、他所の梅の木であろうが、
ウチの畑であろうが、誰かの畑であろうが、
たくさん採れた時は、みんなにおすそ分け。
そういう他愛ない循環こそが生活の潤い、
というか、本当の豊かさなんじゃないかと思います。
田舎で暮らしていれば、やらなくちゃいけない事がたくさん。
一人だったら何日もかかってしまう仕事も、二人でやれば何と半分。
三人いれば、三倍の仕事ができるし、三種類のものを作ることだってできる。
それはもちろん、当たり前のことだけれど、その当たり前が新鮮にうれしい。
自分が、自分たちが、どれだけたくさん持っているかではなくて、
思いや考えや頭でっかちを軽く超えたところで、
ただ死ぬまで生きていくというだけのことに、
どれだけ気兼ねなく、分かち合える人たちに恵まれて暮らせていけるか。
究極、それが問われているんだろうなと思います。