イタドリの花が、星が散らばったみたいにきれい。
世界の侵略的外来種ワースト100のひとつに数えられてるみたいですが、
ちっちゃな頃は道端のイタドリをよくポリポリ齧っていました。
ちょっと刺激的な酸っぱさが爽やかでおいしいんだよね。
でも、イタドリはシュウ酸が多いのであんまり食べるとよくないのですが、
高知では塩漬けにして常備、なくてはならない食材です。
イタドリをニガリの含まれたあら塩で揉むと、
そのシュウ酸だけが取り除けるというから、やっぱり生活の知恵ですね。
夏にせっかく草刈りしたところが、今はすっかり草だらけ。
夏には夏の草、秋には秋の草。
今は、メヒシバやエノコログサやカヤツリグサなんかが、
畑もウラ庭もいたるところを覆い尽くしています。
ここ2,3日の雨で収獲ができなかったら、
ゴーヤーもたくさん実っていました。
これも20cmはあります。
あんまり大きくしない方がおいしいですね。
朝起きると、あちこちでウリやカボチャの黄色い花が咲いています。
たくましくて、元気の出る黄色です。
でも、花だけ見るとウリかカボチャが見分けがつきません。
分かるかなぁ。
葉っぱの陰にうまく隠れて、今まで見つけられなかった。
25cmはあるウリ。たぶん、カボチャじゃなくて、ウリ。
カボチャならもう少し置いておいてもいいのだけれど、
ウリなら、もう取らないとあんまり大きくするとおいしくない。
たぶん、ウリ。
いやぁ、実の付き方をみると、やっぱりカボチャかな。
ひょっとして、交雑したのかもしれない。
桃ができました。
島根で作っていた白桃は、7月末頃には熟していたのですが、
こちらで植えた桃はいつまでたっても青くて固いまま。
おかしいなぁ、と思っていたら、先日雨でひとつ落ちていた。
ちょっと虫が食っていたけれど、食べてみたら「おいしい!」
果肉もちょっと黄みがかっていて、
これって、黄桃?
覚えてなかったけど、調べると、植えた苗は「黄金桃」でした。
黄桃って、昔から缶詰にはよくあるけれど、
果肉が固いから缶詰にされていたんですね。
白桃じゃ果肉が崩れてしまう。
でも、最近では生食でも甘くておいしい黄桃が人気みたいで、
この「黄金桃」は、まさにそれでした。
しかも、収穫時期は8月下旬から9月中旬。
おぉ、間違ってはいなかったんですね。
まだ植樹してから2年目で、丈も1m程ですが、
結構大きな実をつけてくれました。
黄桃は、少し寒い地方でよく植えられているようで、
こちらの気候にも合っているのかもしれません。
ウチの果樹園化計画、
桃はやっぱり勝負が早いですね。