4日の日に岡山に戻ってきた。
都会での生活環境と、こちらの茅葺トタン屋根下の暮しでは、
まるで別世界。
こちらの方が、身体も心も落ち着くのだけれど、
この異次元に身体と心をなじませるために、1日休養。
そして、今日が初仕事。
昨年、タイムオーバーでやり残してしまった天井を完成させ、
新しいルームランプをつけた。
これで、床、壁、押し入れ、天井は終わった。
あとは、障子と襖の張り替え。
で、さっそく古い障子紙を破って取り除いた後、
ホースで水を掛けながら、糊とくっついた紙をゴシゴシ剥がす。
最初、タワシでやっていたのだけれど、
これが結構手強くて、なかなか剥がれない。
乾きかけた桟を見ると、
まだ取り残した障子紙があちこちに目立つ。
やむなく、スクレーパーで撫でると、
何だ、これがよく取れる。
最初からこれでやればよかった。
とりあえず、この濡れた木を乾かして、
割れている桟木を修理しないといけないので、
障子張りは、明日以降の作業です。
次は、ちょっと気になっていた、風呂場の煙突掃除。
近頃、燃え付きが悪くて、
なかなかお湯が沸いてくれない。
冬はもちろん、沸かすのに時間がかかるのだけれど、
木も湿ってたりするとダメだけれど、
1年ぐらいは煙突掃除もしていなかったので、
そろそろやっておかなくっちゃ、と。
開けてみると、さほど詰まってはおりませんでした。
でも、やったということで、
いちおうひと安心。
そろそろ日が暮れてきたので、
最後に薪作り。
いつも取りに行っていた丸太の山も、
そろそろ尽きてきて、古いのは朽ちてきて、
後はたぶん、これくらいの枝木を拾い集めるばかり。
これで今年の冬はまかなえるんだろうか。
まぁ、何とかなるでしょう。
今の冬の間にウチの山の木なんかも伐って、
来年のためにたくさん乾かして、備えておかなくちゃね。
山の端に最後の夕日が映えて、
美しい。