襖の張替え

投稿者: | 2018年1月25日

 

リフォーム部屋の最後の仕上げ、襖の張り替え。

最近のふすまは、ベニヤ板にシールを貼り付けただけの戸ブスマだけど、
ウチのは、昔ながらの木組みの本襖。
ふすま紙を張り替えるには、まず木の枠を取り外さないといけない。

島根にいた時に、知人から余ったふすま紙をいただいていたので、
やっとこれが使える時がやってきた。
何と枚数もちょうどぴったり。

 

 

それにしても、かなり破れかぶれの状態なので、
穴が空いてしまっている箇所は、まず下地の調整から。
その補修用の「茶ちり紙」というのが、
ホームセンターにはちゃんと売られているんです。
スゴい。
まぁ、和紙なら何でもいいんだろうけど。

 

 

で、木の枠を外しにかかったのですが、これが難物(ナンブツ)。
なんせ年代モノなので、釘が中でサビてしまって、抜けやしない。
後ろから叩いてもビクともしない。

こういう時は、もう一度頭を打つと抜けやすい。
で、それもやったりするのですが、
隠し釘で打ち込んでいるものだから、
釘が抜ける時には、一緒に木枠の表面まで持ち上がってしまう。
あーぁ、せっかく漆塗りがしてある表の面がボロボロに。

引き手の釘も同様で、
細くて頭が丸いから、釘抜きも使えない。
無理にこじ起こすと、釘はそのままで、引き手の釘穴が破れてしまう始末。

えーぃ、仕方ない。
割れようが破れようが、とにかく外す。
後は墨汁でも塗っとけば、とりあえず目立たない。

 

 

家がゆがんでいるものだから、襖も途中までしか開かない。
これは、敷居の溝を削って調整。

ふすま紙は、古いものの上から貼り込むのですが、
障子と違って、糊をつける面積がかなり広い。
これを四隅合わせてシワをつけずにきれいに貼る、というのが超高難度。

最初は本体の方に糊をつけて貼ってみたりしたのですが、
水分が吸収されて、すぐに糊が乾いてしまって失敗。
長いふすま紙をそのまま貼って、
後から切って長さを調節すればいいやと思ったが、
これも始末に困って上手くいかず。
一枚の表裏で合計8枚ぐらい貼りこなした頃に、
やっとコツがつかめてきたような状態。

 

 

さて、貼ったふすま紙の糊が乾いたら、
はずした引き手の取り付け。

 

 

引き手に使うのが「引き手釘」、木枠に打ち込むのが「ピンパ釘」。
こういうものまで、ちゃんとホームセンターで売ってます。

一度ばらしたものを、また組み立て直します。

釘締めを使って、目立たないように釘を打込むのですが、
一度にたくさんやろうとするから、
どれがどの木枠だったか、どっちが右側で、どっちが上だったか。

こういうものは、ちゃんと。
ばらした時に、どこかに番号を書いておかなくちゃいけないよね。
はい、今度からそうします。

てなもんで、ちゃちゃっと済ませるはずの襖の張替え作業も、
結局、昨年末からの年越え。

 

 

まぁ、あと2,3日で全部張り終わります。
とりあえず新しく、きれいになった。
ま、家はゆがんでるけど。

途中、致命的な間違いに気づいてしまったんだけれど、・・・。

もうやり直しはごめん。
まぁ、それはいわゆるひとつのそういうデザイン、
ということで。

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