高原のロッジに泊まり、夜明けに目が覚めた。
朝露に濡れた草を、ザクザクと踏みしめながら歩く。
まだ、鳥の声も聞こえてこない。
少し湿った空気を吸い込むと、
起きたばかりの樹々と、草の香りが胸いっぱいに満ちる。
あたりの山々は、ただ霧におおわれ、・・・。
もしも、
こんな山あいに住むのだとしたら、どうだろう。
5年経ち、10年が過ぎ、
日々繰り返され、続いていく暮らしの中で、
やがてはこんな朝でさえ、
いつものありふれた風景になってしまうのだろうか。
高原のロッジに泊まり、夜明けに目が覚めた。
朝露に濡れた草を、ザクザクと踏みしめながら歩く。
まだ、鳥の声も聞こえてこない。
少し湿った空気を吸い込むと、
起きたばかりの樹々と、草の香りが胸いっぱいに満ちる。
あたりの山々は、ただ霧におおわれ、・・・。
もしも、
こんな山あいに住むのだとしたら、どうだろう。
5年経ち、10年が過ぎ、
日々繰り返され、続いていく暮らしの中で、
やがてはこんな朝でさえ、
いつものありふれた風景になってしまうのだろうか。