
朝から霧。
太陽はもう納屋の屋根より高いところに上がっているんだけれど、
霧に隠れて見えない。
今日は、午後からパイプ足場の上に太陽光温水器を設置する予定。
見上げたら、左の屋根の庇が近い。
これが邪魔にならないかと、パイプとの間隔を測って見たが、
まぁ、ぎりぎりいけるんじゃないかと。

ところで、
ダイコンは回転しながら成長するといわれます。
葉っぱに印を付けたら確かめられるのだろうけど、まだやったことはない。
おしっこだって、回転しながら出ていくんだから、
ダイコンだって、きっと回転しながらドリルみたいに潜っていくんだろう。
じゃなきゃ、あんな太いのが地中深くに入っていけない。

それはそれとして、
タンクを開梱してみると、かなりデカイ。
しかも、予想以上に重たくて、持ちにくい。
こりゃ、一人じゃ絶対無理だわ。
助っ人待ち。

そして、この写真はようやく引き上げたところ。
しかしなぁ、夏の日のように太陽がまぶしい午後。
ここまでの道のりが長くて苦しかったんだ。
最初は、
「ひょいと上げるだけだから、わざわざ足を運んでもらって悪いね。」
ぐらいに思っていました。
ところがどっこい、人生は思うようにいかないもので。
まず全部組み上げて、左側から上げようとしたのですが、
懸念したこの屋根の庇、
せめてあと5センチあれば、
というところでタンクが引っかっかって、どうにも上げられない。
やむを得ず、いったん下に降ろす。
気を取り直して、
今度は横から上げようと、足場を作ってチャレンジした。
しかし、タンクが重過ぎて、バランスがぐだぐだに崩れて、
こらアカン。危うく落としそうになり、断念。
もうこの際、
パイプを全体5センチ下げてから、もう一度やり直すか、
ということも検討してみたけれど、
いやいや、これはタンクをいったん外して、
まず躯体だけを載せて、
その上に、後からタンクを載せるべきじゃないか、と。
ところが、このタンク。
丸くて重くて、すべって持ちにくい。
そのうえにお日様に照らされて触ると熱い。
それを高さ約2mの脚立の上に持ち上げて、
そこからさらに1m50ほど上の躯体に載せるというミッション。
もう断念しようか、と諦めかけたのですが、
いやいや、三人寄ればできないことはない、と果敢に挑戦。
そしてこうして、ようやく引き上げることができました。
というお話。
ふー。

見よ、この勇姿を。
エーちゃん、みゆきちゃん、ありがとう。
あなた方の協力がなければこの勇姿は拝めませんでした。

そして日は暮れ、月が山際からのぼってきました。
今日はこれぐらいにしとったる。
やれやれ。