今日は、床を仕上げてしまおうと思ったけれど、
ちょっと気になって剥がしてみたベニヤの壁。
土壁がずり落ちてるし、
柱との間も隙間がだいぶ開いてるし。
これはちょっと、何とかしておかないといけません。
目には目を。
土壁には土壁を。
ずり落ちた土壁を剥がして、
それを砕いて、また土と藁に戻して。
壁土10Lに、シーラー250gと適量の水、
それを練って壁土を再生させます。
と、壁土の中から一銭硬貨。
大正九年、大日本。
おぉ、西暦でいえば1920年、ほぼ100年前だ。
元の土壁にも4~5倍に薄めたシーラーを塗ってから、
壁の割れ目やすきまに、 手で丸めた壁土を指で押し込んでいきます。
さて、
この後は、もう羽目板を打ち付けて終わりにしよう。