岡山でもトイレットペーパー売り切れてか・・・。
恥ずかしなぁ。
こら、アベちゃんに愚民扱いされても文句言えんで。
君等が悪い。
しかし、都会モンはウォシュレットがあるんやからやなぁ、
仮にトイレットペーパーなくなってもそない困らんはずやろ。
田舎はほとんど非水洗なんやど。
しゃーない、インド式で手で拭くわ。
そう思って街中から戻ってきて、
山の中の小さなスーパー行ったら、少しだけトイレットペーパーが残ってた。
「お一人様二個まで」と書いてある。
しばし考えた。
ウチの場合、あくまで残り少ないから買うだけであって、
誰からも非難されることのない通常の消費行動なんやけど。
しかしちょっと待てよ。
ここでMAXの二個買うてしもたら、もう同じ穴のムジナやないか。
よし、ここが正念場や。
「ひょっとしたら失くなるかもしれん」という、
そういう根拠のない不安や恐怖に庶民は負けてしまうんや。
そうなったら為政者の思うがままや。
そこからはもう、愚民への道まっしぐらやで。
失くなったら失くなったでええやないかい。
何をたかがトイレットペーパーごとき、
こんなもんで道を踏み外すわけにはいかんやろ。
そう思って一個だけ取ってカゴに入れた。
先に来たおじさんは、二個抱えて急いでレジに走って行きよった。
たぶん、これからスーパーはしごして回るつもりや。
私は間違っても、
「あれが買い占めに走る小市民だ」と、
少しでも疑われて後ろ指を差されることがないよう、
あちこち野菜の値段なんかを見たりしながら、
ゆっくりとレジに向かった。
つづく。