


キッチンの土間はもともと広めの四畳半ぐらいで、
3mの床板を張れば足りる予定でした。
でも、やっていくうちに、
もっと開放感が欲しいなぁ、ということで、
玄関に続く鴨居をはずして、
キッチンを玄関側に増床することにしました。
そうすると、キッチンが広めの六畳ぐらいになって、
4mの床板が張れる。
鴨居と欄間部分の土壁を落とすと、
ずいぶんと開放的な空間になった。
その続きで、
先に玄関側の天井を張ったりしていたので手間取ったけれど、
ようやくキッチンの座を上げる準備ができたのでした。
土台に使う材を整えて、
床下なので、防虫・防腐剤のティンボアをしっかり塗って、
乾かしているところ。



それから、
土台を組んで、
隣の床と高さを揃えて、水平を出したところ。
根太にする材も整えました。



長らく宙ぶらりんにしていた温水、冷水のパイプも、
ようやくシングルレバー水栓に接続。



そうして根太を流した。
建築金物というのは、
何か邪道っぽくてあんまり好きじゃないんだけど、
今回はすべて間柱で組むことにしたので、L字金具で留めています。
間柱工法はホゾを切る必要がなくて、
どうにでも簡単に組めるところが気が楽でいいです。
コーススレッドの消費がすごいけど。
間柱は3mサイズしか入手できなかったので、
上の写真、左の柱のところで土台を継いでいます。
さて、あとは床下にゼオライトを敷いて、
根太の間に断熱材を入れて、
4mの床板を直張りすれば出来上がり。
といっても、
ガスの引き込みとか、洗濯機スペースの確保とか、
付随する懸案事項はまだまだいっぱいあるんだけど。
ま、念願のキッチンがなんとか使えるまで、もう少し。