最後の一枚

投稿者: | 2020年9月9日


昨日、壁際の最後の一枚を残して作業を終え、
今日は朝からそれを仕上げてしまおうと思っていたのですが、
・・・どうも気になる。

張ったばかりの床なのに、歩くと軋んで音が鳴るのです。
床鳴りってやつ。
ぞういえば今回の杉板はちょっと暴れてたから。
やっぱり、直張りはリスクがあるのかなぁ。

さて、このまま無視して進めるか、
それとも今のうちに直せるところは直しておくか。

だいたい、
床鳴りの原因なんて、根太の不陸か接合部分の浮きなんだろうけど、
昨日張ったばっかりだしなぁ。

しかし、
気になるところは、気になった時に処置するのが鉄則。
でしょ。

鳴るのは部屋の真ん中あたりなので、
鋼製束が少し低くて沈むのかもしれない、
ということで、
確認のために、約40cmの床下に潜ることにした。

潜った途端に足が攣りそうになったけれど、
まったく身動きができず、ただ笑うしかなかった。

結果、異常なし。
ナットを締め直して無事帰還。

今回はフロア釘じゃなくてビスで留めていったので、
幸い床鳴りするところまで剥がすことができた。

根太が当たるところに緩衝のテーピングをしたり、
床板どうしの間を広めに取ったりして、
張り直した。

すると、
何が功を奏したのか、
とにかく床鳴りは収まった。

結果良ければすべてよし。


そうして、最後の一枚。
家の歪みを一身に背負った最後の一枚を採寸し、
丸ノコとジグソーでカット。

しかし、これをはめるのになかなか手間取った。
最後は二枚浮かせて、パカッとサネ同士がはまるはずだったのに、
なかなか手強い。

柱と当たる部分を削ってみたり、
サネの下の部分をぎりぎりまでカットしたり、
そうして、何とか収まった。

結果良ければすべてよし。

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