
ガスコンロには、
一般的に据置型とビルトインのタイプがあるようです。
ビルトインというのは、
いわゆるシステムキッチンに組み込むタイプの機器です。
これまでは据置型しか経験したことがなく、
いや、この家ではカセットコンロだけで何だか用が足りていたので、
未だガスを引いていないのでした。
しかしまぁ、寄る年波でだんだん軟弱になってくるので、
いざという時にはレバーを押せばお湯が出るような仕組みだけは、
やっぱり、作っておくべきかと。
いや、それにしてもシステムキッチンって。
だいたいシステムキッチンなんて、
見た目はスマートでキレイだけど、
結局のところ、化粧合板を張り合わせただけのハリボテじゃないか。
ということで、自分で作ることにした。
いろいろ調べてみたら、
ビルトインコンロを据置型にするには、
ステンレス製の「設置枠」というヤツを置けばいいみたいです。
でもウチの場合は、
ビルトインタイプのコンロとオーブンを導入することにしたので、
やっぱり、システムキッチン風の枠組みが必要になったのでした。

システムキッチン風といっても、
四つ足を組んで、天板を載せて、
その天板にコンロをはめ込むための穴を開ければいいのです。
天板は12mmの構造用合板を二枚重ね。
四角の穴の角は10~30のRをつけなさい、ということなので、
ドリルで角に穴を開けました。

そうして、ジグソーでどんどんカット。
ジグソーって、便利。
何だかミシンみたいだけど。
まっすぐなラインは、ジグソー定規を使って、
と思ってちょっと試用してみたのですが、
いやいや、ラインはまっすぐでも周囲が変形していることに気づかず、
切り跡がどんどん曲がっていく事態には、結構あせりました。
そうです。
この家に「まっすぐ」な場所なんてなかったのでした。

ワークトップは、耐熱が求められるので、
納屋に残っていた最後の一枚、「アイカセラール」。
お世話になります。
これも同じようにくり抜きました。

側板を貼ったら、何だかそれらしくなりました。
これでガスの位置決めができたので、
やっと、隣にキッチンシンクを据え付けることができます。
でも、まだ給湯器がありません。
まず、その給湯器を取り付ける壁を外に作らないといけません。
なので、ガスの開通はまだしばらく後の話です。
ま、年内には。