今年のコスモスは背が高い。
ただでさえちょっと風が吹けば倒れるのに、
そんなに背が高いと、もう伸びるだけで倒れる。
根が浅いくせに背が伸びるというのは、いったいどういうことだろう。
倒れて種をできるだけ遠くに落とそうというつもりなのか。
まさか、土寄せを所望しているわけでもあるまい。
ヒガンバナの咲く頃、
下屋の造作に着手した。
ひさしの下に、1m30cmほど床を延ばすことにした。
それで、
四畳半の部屋が、いっきに六畳ぐらいになる。
これを二部屋分。
そこに洗面化粧台を据えたり、
トイレを設けたり、薪ストーブを置いたり、
勝手口を追加したり。
建て直さなくても、狭い部屋が広くなって、
いろいろなことができる。
これはいいアイデアです。
ぶち抜いた壁の両側に柱を立てた。
それにすがって土台を組み、根太を走らせた。
ひさしから半分はみ出しているので、
雨が降ってくると半分濡れてしまう。
屋根がつくまでにはだいぶ時間がかかるので、
ブルーシートで覆うことにした。
床下をイズモライトで清めて、50mmの断熱材で封印。
今日はずっと小雨が降っていたので、
ブルーシートの中での作業。
青の世界で腰を曲げながら仕事をしていると、
ちょっと気分が悪くなった。
続きは、また晴れてから。
順番待ちの図書館からやっと借りることができた。
遅ればせながら、新刊の村上春樹。