これまでは玄関の土間とキッチンがオープンにつながっていて、
奥行きと開放感があってよかったのだけれど、
冬はさすがにちょっと寒いので、しきりに格子戸をつけることにした。
以前は土間から立ち上がっていた格子戸を、
上げた座の上につけ直す。
そのために、新たに三連のV型レールを敷くことにした。
敷居いらず。これは簡単でいい。
取り外していた鴨居を新たにつけ直すために、
天井の梁を欠いて柱を立てた。
とりあえず紐で吊り下げて、高さを調整。
高さが決まったら、ほぞ穴にドッキング。
錆びた古い戸車を外して、ゲタをはかせ、
新しいV型戸車をつけ直す。
ついでに取っ手もつけることにした。
三枚の戸に六個のほぞ穴を掘るのは結構たいへん。
幅がぎりぎりなので、一枚目はちょっと割ってしまったり。
最初に角をきっちりと切っておくのがコツです。
六ケ所も掘ると、だいぶノミの扱いにも慣れてきますが、
手にもマメができそうになります。
ようやくつきました。
V型レールは、戸の滑りが良くて快適です。
夏は格子戸が涼しくていいのですが、
冬はちょっと寒いので、ここに白いプラスチックボードを貼ります。
内側がちょうどサブロク判のサイズなので、そのままステープルで留めるだけ。
断熱効果があっていいです。
今年の6月はまだこんな状態だったのが、
まるでウソのようです。