さて、
ようやく太陽熱温水器をガス給湯器にドッキングさせる段階にきました。
ガスが最も消費されるのはお湯を沸かす時なので、
太陽熱温水器で温められたお湯を直接ガス給湯器に入れれば、
これでかなりガス代の節約になります。
今まで、太陽熱温水器のお湯はお風呂だけにダイレクトに入れていましたが、
ガス給湯器に接続すれば、
お風呂はもちろん、キッチンでも洗面でもお湯が使えるようになります。
太陽熱温水器からのお湯の温度にもよりますが、
必要な温度がそれ以下ならば、ガスは全く使わずに済みます。
冬はさすがに太陽熱も温度が上がりませんが、
それでも、冷水から沸かすのとはだいぶ違うはずです。
今回はすべて架橋ポリエチレン管でやったのですが、
給湯器につなぐ前に、自動ミキシングバルブをはさむ必要があるので、
接続がちょっと複雑になってしまいました。
太陽熱温水器からのお湯は、
夏には100℃近くになったりするので、
これをそのまま入れると給湯器が壊れてしまいます。
そのため、ミキシングバルブの一方にはお湯、
もう片方には水道水をつないで、
自動的に30℃~50℃に温度調節して渡すわけです。
架橋ポリエチレン管は、
継手が異常に高いのが難だけれど、接続は簡単。
でも間違えてつないだりすると、やり直しがきかなくてパーなのが辛い。
間に逆止弁やバルブ付アダプターを入れたり、予備の給水配管をつないだり、
その後はエアロフレックス(断熱材)を厳重に巻いたり、
失敗が許されないので、結構気を遣う作業でした。
でもま、何とか完了。
蛇口からお湯が出るということが、
当たり前になる、フツーの生活。