
まさか、トマトまでやられるとは。

留守の間にウチの畑の柵が押し倒されて、
スイカやカボチャがのきなみ食い荒らされた。
こりゃいったい何者の仕業じゃろうか、と近所の人に尋ねたら。
「そりゃ、イノブタじゃ」、と。
イノブタ !?
ここにはそんなもんがはびこっとるのか、とビックリ。
調べてみると、なるほど淡路は野生化したイノブタの被害が深刻らしい。
こりゃイカン。相手がイノブタじゃ倒される、
と思ってワイヤーメッシュの支柱を増やしたのでした。

これでひと安心と思った雨上がり。
そのワイヤーメッシュは無傷のままなんだけれど、
今度はトマトがやられているじゃないか。
最初は鳥かと思った。
嘴で齧ったか、爪で引っ掻いたか。
しかしよく見ると、どうも下の方ばかりが集中的にやられている。
やっぱりタヌキか、アナグマか、ハクビシンか、
それともカラスなのか。

ワイヤーメッシュで周囲を固め、
念のために、センサーライト付きカメラでも設置しようかな、
と思っていたところだが。
いやいや、それどころじゃない。
柵を無視してトマトまでやられた日にゃ、もうちょっと戦意喪失。
さほど山奥でもなく、近所にはコンビニもある住宅地なのに、
しかも、ウチなんか猫のひたい程の畑なのに。
なんでこれほど鳥獣被害に悩まされなくちゃいけないんだろ。
まったく。