梅雨入り

投稿者: | 2023年5月31日

本を集中して長時間読むことが、だんだん出来なくなってきたみたいだ。
読んでいるうちにウトウトと眠たくなって、何度も同じ行を反芻してる。
まだ午前中なのに。

だから、ハルキもなかなか終わらない。
それはそれで、長く楽しめるからいいんだけど。

毎日、少しずつアトリエの詳細設計を進めながら。
その合間に、スペイン語の学習も不思議と飽きずにこなしている。

春の長雨から、今年は予想通り梅雨に突入してしまったようです。

5月の土用が終わったら、いよいよ土木仕事にかかろうと思っていたのですが、
何だか降ったり止んだりの日が多く。

そうこうするうちに広い敷地の草も茂り、止むなく草刈りに日々を費やしたり。
今後は資材や備品のストックが必要になるからと、思い切って納屋の整理をしてみたり。

この調子でいけば、本格的に建築作業に掛かれるのは、
どうしても梅雨明けになりそうです。

そうすると、暑い夏。
炎天下の作業か。


しかし、建築のための設計段階というか、イメージの構築過程というか。
思考回路の辿り具合というのは、実に面白いものだと我ながら感心します。

どう落とし込むかとかなり悩んでいた箇所が、
ある日風呂に浸かっている時に、突然その解を思いついてしまったり。

何度も計算し直して、やっと書き終えた設計書なのに。
ある微細な箇所に大きな勘違いがあったことを、
朝食後にハルキを読んでいる、そのふとした瞬間に気づいてしまったり。

そういうことが結構頻繁に起こるから面白い。

そんなことなら、もうFixなんかせずに、
書いては書き直し、書いては書き直し、
飴玉をしゃぶるように、ずっと設計をやり続ければいいんだな。

実際、建築のどの工程よりも、それがやっと完成した時よりも、
そうしてそこに住まうことよりも。
こうして頭の中で遊んでいる時の方が、とりわけ至福の時間に思えるから。

そういう意味では、今年のこの春雨から梅雨への長いインターバルは、
案外いい時間になるかもしれない。

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