型枠の設置がようやく完了した。
ちゃんと計算して、切って、丸セパをはめて、組み立てたのに、
現場に置いてみると、微妙に合わない。
コンパネの厚さ分長かったり、短かかったり。
それも計算に入れて設計したはずなのに、どこか間違ってるのでしょう。
俺ってバカなのか、と哀しくなる。
でも、何とかFIXさせたので、次はここに鉄筋を組み込む。
計算すると大量の鉄筋が必要です。
D13なら1mが約1kgだから、4mで4kg。10本で40kgもある。
D10はその半分だけど、それでも10本で20kg。
4mモノを買って帰る時はいつも軽バンのルーフキャリアに載せるのだが、
こんなに重いと、やっぱり何回かに分けて載せないと、
キャリアが壊れて落ちて来るんじゃないかとヒヤヒヤする。
加工には鉄筋用のカットベンダーがいい。
鉄筋を切断するのに、グラインダーや切断機を使う手もあるけれど、
このカットベンダーなら、餅を切るみたいにモチっと切れる。
結構力はいるんだけど、
火花も飛ばないし、静かにもくもくと作業ができる。
しかし、160本ほど横筋を切断したら、地味に疲れた。
角は90°に曲げないといけないが、
カットベンダーなら、簡単に90°に曲げることができる。
かなり力はいるんだけど。
1日がかりで鉄筋を加工して型枠内に配置した。
とりあえずフーチン部分。
フーチン部分が組み終わったら、
その次は立ち上がりの配筋も済ませてからコンクリートを打つ流れ。
鉄筋同士を結束線で留めていく。
それに使うのが、このくるくる回るハッカーという道具。
道具に慣れてコツを掴めれば作業も捗るのですが、
最初はなかなか。
途中でハッカーが抜けたり、最後で取れなくなったり、
回しすぎて結束線をぶち切ってしまったり。
留める箇所がすごい量なので、ま、嫌でも慣れるはずです。