初日はちょっと手間取ったけれど、
今日は要領も分かってきてずいぶん捗った。
セメント10.5袋。
ちょうど10回練ることができて、総量約600リットル。
約20mほど進んだ。
昨日はドラムにセメントの塊がくっついてたいへん往生したのだが、
今日は「まぜ太郎」10回練って、一度も失敗しなかった。
2日目にして、悩ましいくっつき問題をクリアすることができた。
そこで「まぜ太郎」考、その2。
「まぜ太郎」の商品ページのコメントにも、
よくドラムにコンクリートがくっつくと書かれていたりするのだが、
思うに、これは材料の混ぜ方の問題が大きい。
Youtubeでコンクリートの扱いに慣れた人の動画を見ると、
最初に砂利2、砂1、コンクリート1を投入して、ホースで水を入れながら攪拌。
いい具合になったら、残りの砂1、砂利1を投入して練り上げるというパターンが多い。
最初はそれで上手くいくこともあるのだが、
2回、3回と練り重ねた場合、
やっぱりコンクリートがドラムにこびりつくリスクが高いと思う。
これ、結局小麦粉やなんかの粉モンと一緒のことで、
ダマができたり、ボールのふちにくっついたりするのと同じ理屈なのだと思う。
そこで、絶対に失敗しない「まぜ太郎」の混合の仕方。
セメント1:砂2:砂利3、水11リットルで、約59リットルのコンクリートを作る場合。
① ドラムを上に向けて、まず砂利を2袋投入する。
②そこに水を全量の3/4ぐらい入れる。
(だって、ホットケーキは先に卵と水を混ぜて、そこに粉を入れる)
③ドラムをぎりぎりこぼれない角度まで倒し、スイッチを入れて回転させる。
(水をドラム内に行き渡らせ、かつドラム内を洗浄するため。これが重要)
④スイッチを切ってドラムを上に向け、セメント1袋を投入。
⑤その上に砂1袋を投入。
⑥ドラムをぎりぎりこぼれない角度まで倒し、スイッチを入れて撹拌する。
⑦ホースでドラムの裏側を洗うようにしながら、残り1/4の水を入れる。
⑧この時点で出来上がりの固さになるように、水の増減を調整し、
全体がなじむまでしばらく撹拌する。
⑨なじんだら残りの砂1袋を投入して撹拌。
➉なじんだら残りの砂利1袋を投入して撹拌。
⑪最後にもう一度固さを確認して、必要なら水を調整して出来上がり。
⑫ドラムからコンクリート全部吐き出したら、くっつきがないかドラム内を点検(これも重要)。
羽の根元等に残っているコンクリートの塊を毎回取り除いておかないと、
それが次のくっつきの原因になります。
これで誰でもくっつき知らず。「まぜ太郎」の扱いは完璧です。
今日は約20mほど進んだ。
コンクリートの固さも、ちょうどいい練り具合がわかるようになった。
やっぱり、失敗して回数を重ねないと分からないということです。
使った道具はちゃんときれいに洗って今日の仕事を終えます。
夕方になると急に暗くなって肌身にしみる寒さに襲われるので、
この最後の水洗いがたいへんなのです。
だから、暗くなってしまう前に、早めに切り上げるようにしています。
この調子で天気が持てば、明日でフーチンの打設は終えられるかも。
頑張ろ。