軒の屋根替え

投稿者: | 2024年1月30日

ウチの東の納屋は、軒に古いセメント瓦が載っています。
これが経年劣化でもうボロボロになっていて、風が吹くとずれて雨漏りがする。
そのせいで、野地板も垂木もあちこち朽ちかけているのです。

早いうちに屋根替えをしておかないと、
とずっと気にはなっていたのですが、これがなかなか腰が重くてやる気にならない。

腐った野地板は無視するとしても、
垂木はきちんと補強しないと、上部のセメント瓦だけ替えても意味がないし。

それに、庇の片方には昔のポットン便所があって、
そこがちょうど崖の段上になっていて、その先がストンと切り立っている。
高さが4mぐらいあって、つまり改修するにも足場がない。

それなら上からやるか、と屋根に登ってみたりしたのですが、
下から見上げるのと違って体感の傾斜はかなりきつく、
しかも屋根のスレートや瓦はボロボロなので、いつ踏み抜くかもしれない。

でもま、生きている内には朽ちてしまうのが明らかなので、
もうそろそろ潮時かと。

じゃ仕方がないやりますか、と算段してコメリに必要な垂木と桟木を買いに行った。
そうしたら、12尺の三脚脚立が何と4割引の処分価格で置いてあった。

うーん、しばし考えたが、
これから屋根をさわるとなると、やっぱり長尺の足場が重宝するよなぁと思って購入。
立てて上まで登ると、さすがに高い。これはドキドキします。

必要な垂木がほぼ2mだったので、4mを半分に切って使うことに。

庇の出が90cm程あって、瓦の重さで軒先がたわんでしまっています。

これをジャッキで持ち上げながら、隣に補強の垂木を挿入していく作業。
木槌で叩きながら少しずつ押し込んでいきます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_2516-scaled-1024x768.jpeg

左に碍子を使った二重の古い電気配線が見えます。

室内の電気配線は改修の際に全部VVFケーブルに差し替えたのですが、
納屋の電力メーターから母屋までの引き込み部分が昔のまま。
この軒が崩れると、いきなり全電源喪失になってしまうのでやっぱりヤバい。

ここは今のうちに何とか直しておかないと。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)